「昼の生放送中に脱いで水着に」元ミニスカポリス・大原かおり(50歳)が振り返る、今とは一味違う“90年代の芸能界”
――今では考えられませんが、そこから“巨乳ブーム”の流れに乗り、人気を博すわけですね。
大原:私は20歳でデビューしましたが、26歳の時には「もう歳だからグラビアは難しい」と言われました。当時は16歳くらいでデビューする子が多かったんです。
――今は30歳を過ぎても第一線で活躍している人がたくさんいます。2020年代にデビューしていたほうがよかったと思うことはありますか。
――大原さんたちの世代が、グラビアアイドルの地位を高めてきた面もあるのではないでしょうか。
大原:私は巨乳ブームの波に、ちょうど乗れたんだと思います。巨乳アイドルの次は高校生ブーム、その後は芸人ブーム、さらにハーフタレントブームと、時代ごとに流行はめぐっていきました。そのタイミングに、たまたま自分がいただけなんです。パチンコでいうと、偶然Vに入って16連チャンしたようなものですね(笑)。
――例え方がおじさんですね(笑)。
大原:本当は32階くらいの大理石のマンションで、暑くも寒くもない部屋で犬と暮らしたかったんですけど、全然違う人生になりました(笑)。生まれ変わったら、港区女子みたいな生活をしてみたいですね。
◆謙虚な姿勢で挑む今後のタレント業
――今もお話がとても面白いですし、テレビで再び活躍できるのではないでしょうか。
大原:今はコンプライアンスが厳しいので、どこまで話していいのか分からないんです。たまにいるじゃないですか。1年に1人くらい、ストンと足元をすくわれる芸能人。ああはなりたくないんですけど、私も調子に乗り始めたら、同じような立場になりかねないと思っています。
――生放送で不用意なことを言ってしまうと、SNSで拡散されてしまいますしね。
大原:私は父や事務所に厳しく育てられてきたのに、初心を忘れてしまうことがあるんです。怒られて「明日から気をつけよう」と思っても、1年くらいたつと、また調子に乗って余計なことを言ってしまう。だから、発言には気をつけながら、地に足をつけてやっていきたいですね。
<取材・文/千駄木雄大 写真/荒熊流星>
【大原かおり(おおはら・かおり)】
1976年2月17日生まれ、東京都出身。90年代、『出動!ミニスカポリス』や『ギルガメッシュないと』(共にテレビ東京系)で人気を博す。2017年に事務所に内緒で「大原がおり」へ改名し、8年後の25年に再び「大原かおり」に戻す。デビュー30周年記念『キケンなカオリ♡ 大原かおり写真集』(双葉社)が発売中。
【千駄木雄大】
編集者/ライター。1993年、福岡県生まれ。出版社に勤務する傍ら、「ARBAN」や「ギター・マガジン」(リットーミュージック)などで執筆活動中。著書に『奨学金、借りたら人生こうなった』(扶桑社新書)がある
