3人制バスケ「3x3」の国際大会を観戦に行き、小気味いい試合と散策ゼロの事態で令和的価値観にピッタリの倍速観戦を堪能の巻。
まさかの散策ゼロでした!
本日はお出掛けの記録です。暑いので屋根付きエアコンつきの快適な空間で見られる何かがないかなぁ…くらいの邪なチョイスではありますが、この週末は3人制バスケ「3x3」の国際大会を見に行くことにしました。
向かいましたは国立競技場代々木第二体育館。最寄りの原宿駅を出ればたくさんの人でにぎわっており、国際的な人気の高まりを感じつつ進んで行きますが、どうやらそれは第一体育館のほうでやっているケツメイシさんのライブに来た人たちのよう。
僕が向かう第二体育館のほうはというと、すでに試合が始まっているはずの時刻ですが、人の出入りもなく遠目には何かやっているのかどうかもわからないくらい。通例だとキッチンカーなどが並んでいる入場口前広場にも、ある意味無骨というか一切何もありません。「ほほぉ…これは久々に味わう無骨さ…」「味一本で勝負するラーメン屋みたいだな…」「餃子とチャーハンは蛇足、的な…」などと思いながら入場します。
↓すでに試合が始まっているとは思えない気配の入場口!
そもそもこれが何の大会かというと、国際バスケットボール連盟が主催する3人制バスケ3x3の女子の国際大会で、女子のプロツアーとして最高峰のグレードに位置付けられる大会であるとのこと。いわゆる国際大会としては馴染みがない感じではありますが、各国の代表チームが参戦しつつ、さらにクラブチームなども参加して、世界各地を転戦しながら争うツアーなのだとか。
この大会には日本代表チームが参加しつつ、さらに三菱電機チーム・高崎(フローリッシュ群馬)チームも参加しているとのこと。例えばほかにも、オランダからはオランダ代表が参加しつつオランダのU25代表も参加して、その2チームで準々決勝を戦ったりなんかしていて、面白い感じです。「これ上手くやったら身内で勝ち負け調整できますね!」みたいな汚れた心を持った人はストリート文化にはいない、そういう清々しさを覚えます。
この大会には日本代表チームが参加しつつ、さらに三菱電機チーム・高崎(フローリッシュ群馬)チームも参加しているとのこと。例えばほかにも、オランダからはオランダ代表が参加しつつオランダのU25代表も参加して、その2チームで準々決勝を戦ったりなんかしていて、面白い感じです。「これ上手くやったら身内で勝ち負け調整できますね!」みたいな汚れた心を持った人はストリート文化にはいない、そういう清々しさを覚えます。
で、この大会をちょっと複雑にさせているのが、この大会はロス五輪の出場権につながる道であるということです。ロス五輪の出場権を取るには、ザックリ言うと「世界ランキングで上位に入る」「最終予選で勝つ」という道があるのですが、日本は世界ランキングで出場することを狙っているのだそうです。そう聞くと「ほほぉ、それは強そうな意気込みですね」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではないようで、この世界ランキングでの出場枠を振り分けた結果アジア枠が2になったものですから、アジア最強の中国(この日の時点で世界ランク2位)にはまぁ譲るとして、2位争いならイケんじゃん?ということのようなのです。実際、日本(この日の時点で世界ランク8位)はただいまモンゴル(この日の時点で世界ランク9位)を相手にアジア2位争いを展開しており、まぁまぁイケそうな感じになっております。モンゴルに競り勝つためには「最高峰グレード」の大会、しかも自国開催というこの絶好に機会に、ぜひイイ結果を残したいという寸法なのです。
で、で、さらにさらに複雑にさせているのが、この世界ランクはその国の選手がいろいろな大会に出場して獲得したポイントを、上位20人ぶん合計したもので決まるということなのです。なので、必ずしも日本代表チームがいい結果を出せばそれでいいということでもなく、個人で強豪クラブチームに所属してワールドツアーで勝ちまくったりすると、その選手が個人でたくさんポイントを獲得し、国別ランキングを押し上げることになるわけです。
なるほど、それは2チームでも3チームでも出せるものなら出して、上位にたくさん入ってくれたらありがたいですよね。何ならモンゴルがワールドツアーの転戦とかあまりできなくて個人でポイント取っている選手がガチ代表の7人とかしかいなくて、その間に日本だけたくさん大会に出て20人しっかりポイント取ったら勝ち確って感じしますもんね。そういう意味では、日本勢みんな頑張れ、って感じの大会なのです。
なるほど、それは2チームでも3チームでも出せるものなら出して、上位にたくさん入ってくれたらありがたいですよね。何ならモンゴルがワールドツアーの転戦とかあまりできなくて個人でポイント取っている選手がガチ代表の7人とかしかいなくて、その間に日本だけたくさん大会に出て20人しっかりポイント取ったら勝ち確って感じしますもんね。そういう意味では、日本勢みんな頑張れ、って感じの大会なのです。
↓何やかんやで日本からは日本代表と三菱電機が準々決勝に進出しました!
早速入場したわけですが、いやー久々の感じでビックリしたのですが、何も渡されるものがありません。「あのー、このあと月末に高崎でもう1大会やると聞いているんですが、僕にチラシとか配らなくてよかったですかね?」ってコッチから聞きそうになったほど。純粋にもぎりだけしましてハイどうぞーで通りますと、場内もまぁスッキリしているというか、基本的に何もありません。VIP向け?の入場口には一応チラシが置いてあったりするもののそれを渡されるわけでもなく、主催者からの告知やらアピールやら協賛社からの告知やら宣伝やらも特になく、普段僕が散策と称して巡っているような企業出展が何もないのです。そもそもグッズすら売っていません(唐揚げポテト的な売店があるのみ)。まさかの散策ゼロ。スーッとロビーを通って終わりです。
↓この上にグッズが並んでいたのかもしれない長机!
↓試合の前に廊下で観客の足を止めるつもりはない!廊下はブースじゃなくゴミ箱を置く場所!
↓困りごとがある場合の対応はちゃんとします!
いやー、通例ならこの手の記事では半分くらい企業出展ブースでステッカー集めをしているものですが、もうスーッと入場しましてあとは試合観戦です。倍速再生みたいなハイテンポで観戦をスタートしますと、我らが日本代表が強豪カナダ(この日の時点で世界ランク5位)を相手に奮闘しているではありませんか。日本代表は高橋未来さんの2ポイント(※5人制でいうスリーポイント的な)がバシバシ決まり、いい感じ。終盤まで点の取り合いで競り合いがつづくなか、残り10秒で一度は同点に追いつかれたところから、時間いっぱい最後の攻撃で高橋未来さんが勝ち越しのゴールを決めて日本が勝利。試合に集中した大観衆からも大きな歓声があがりました。
↓試合時間残り0,1秒で勝ち越し!
🇯🇵 Japan eliminate Canada and move into the #3x3WSTokyo semifinals! 😤#3x3WS pic.twitter.com/1wwnMySkBC
- 3x3 Basketball | FIBA3x3 (@FIBA3x3) August 2, 2026
↓日本代表準決勝へ!

それに加えて三菱電機チームも準決勝進出を決めており、4チーム中2チームが日本のチームというなかなか熱い感じに。会場内では常にDJによる音楽がガンガン流れていてオシャレな感じですし、身体は涼しく心はホットないい盛り上がりになってきました。ただ、準決勝では日本代表は強豪オランダ代表(この日の時点で世界ランク1位)との対戦、三菱電機はこちらも強豪中国の北京チームとの対戦ということで、どちらも分が悪そうな気配。最大で日本勢同士の決勝戦というところを希望しつつ、「どちらかだけでも…」と勝利への念を送ります。
↓試合中も幕間もずっとDJの方が音楽を流してくれていてクラブのようです!

迎えた準決勝、まずは三菱電機と北京の試合。立ち上がりから北京はサイズで日本を圧倒してきます。195センチあるという大型選手がゴール下で構えると、誰がついてもミスマッチになり、反転シュートだけで簡単に点を取られてしまいます。開始3分時点で6-12と6点差をつけられたときには「こりゃアカン」と負けを覚悟しました。しかし、ここからがすごかった。山本雪鈴さんの鋭いドライブで「高さには速さ」で対抗して、次々にゴールを決めていく三菱電機。残り4分弱というところで橋芙由子さんのツーポイントで16-16の同点に追いつくと、さらに点差を広げ、残り2分というところで20-19の状態でフリースローを獲得しました。
ここは5人制とは大きく違うところですが、3x3では得点の上限が決まっておりまして、先に21点を取ったら勝ちとなります。つまり、20-19でフリースローを取ったということは、決めたら勝ちのマッチポイントということ。5人制では「このシュートが決まったら勝ち」をじっくりと楽しむシチュエーションはなかなかないものですが(※結果的にそうなる場合も「決めないと負け」が多い)、マッチポイントをたっぷりと時間をかけて見守り、そして見事に決めてくれたときはドーパミンがドンと出る大興奮でした。いやー、めっちゃイイ試合でした!
↓高さには速さで対抗、をやり切った!

↓まだボールが落ちる前に勝利確信の澤知央さん!
🇯🇵 Tokyo has its home finalist! Mitsubishi Electric advance to the final! 🤩 #3x3WS #3x3WSTokyo pic.twitter.com/facyNgYUXU
- 3x3 Basketball | FIBA3x3 (@FIBA3x3) August 2, 2026
↓飛びつきだっこハグからドタバタしてこんな感じになりました!ここに4人います!

ここで日本代表もつづきたかったところですが、オランダ代表は高くて上手くて手強く、残念ながら決勝進出はならず。それでも決勝戦に日本のチームが進むというのは大変な快挙ですので、会場も大いに盛り上がっておりました。決勝戦を待つ間には、スペシャルパフォーマーとしてダンスチームのLDH SCREAMさんがも駆けつけてくれ、音楽とダンスでさらに気分も高揚しまして、ノリノリで決勝戦へと向かいます。
↓ダンスパフォーマンスで大いに盛り上がって決勝へ!

↓決勝戦の記念撮影では橋芙由子さんが背伸びで臨むなど、早くもサイズ負けの予感!

そして始まった、三菱電機とオランダの決勝戦。三菱電機にもう一度劇的勝利を期待したかったところですが、さすがにオランダはお強い。序盤は互角以上の戦いを見せ、一瞬リードを奪う場面もあった三菱電機ですが、じょじょにオランダが優勢になっていきます。準決勝では光ったドライブやツーポイントがなかなか決まらず、逆に日本は相手の攻撃をファウルで止める場面が目立ちます。この日だけでもこれが3試合目ということで、高さに速さで対抗しようにも体力的にちょっと難しくなってきた頃合いだったかもしれません。
終盤の勝負所ではファウルがかさんで相手にフリースロー2本を与えるような場面もあり、16-21での敗戦となった三菱電機。もう1本か2本、どこかでツーポイントがズバッと決まっていれば、ホームの雰囲気も加味して優勝までいけたかもしれない、そんな惜敗となりました。まぁ、それを逆にズバッとやってのけ、この試合でツーポイントを6分の4で決めた、オランダのイルセさんがお見事でした。相手が強かった!
↓最後はツーポイントを沈められてオランダが21点到達!
🇳🇱 ILSE KUIJT SEALS THE W FOR THE ORANGE LIONS! 🥇#3x3WSTokyo BELONGS TO NETHERLANDS! 🙌🎉#3x3WS pic.twitter.com/Nghcmrgx1W
- 3x3 Basketball | FIBA3x3 (@FIBA3x3) August 2, 2026
↓それでも日本勢が見事に決勝進出ということで大盛り上がりでした!

↓表彰式では若干のプシューがありました!

いやー、疲労感など鑑みつつ近くて涼しいところいう邪なチョイスでしたが、大当たりの観戦となりました。準決勝の三菱電機VS北京戦は特に素晴らしく、稀に見る大逆転劇に大きな声も出ました。21点先取の10分勝負というのは、現代の時短社会にもマッチしており、3x3いいなと思いましたよね。大変楽しい観戦となり、今年はアジア大会もありますので、ちょっと気にしていこうかなと思いました。3x3くらいのボリューム感で、会社帰りにサクッと観戦できる競技があると、楽しそうだなと思いました!
「20時始まり前後含めて1時間」の都市型スポーツ、あると思います!
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