広島東洋カープの本拠地・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島

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後半戦のスタート前に激震が走った。

矢野雅哉、前川誠太が広島県警の家宅捜索を受けたことを広島が2026年7月30日に発表。2選手の自宅や球団寮が捜索されたという。容疑は明らかにしなかったが、メディア関係者によると、羽月隆太郎元選手が「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物エトミデートを使用したとして医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕、起訴されて有罪判決を受けた事案に関連する捜査だという。

「正直、野球どころではない」「異例の事態です」

羽月元選手は26年5月15日に広島地裁で開かれた初公判で、「周囲に吸っているカープ選手もいた」と証言していたが、球団から新たな処分が下ることはなかった。ところが、羽月元選手に「ゾンビたばこ」を渡していたとして、医薬品医療機器法違反などの罪で起訴された男が矢野と写っている写真を一部の週刊誌が今月に入って掲載。球団は「売人と言われる人と密室にいること自体が強い疑念を抱く状況」と問題視し、矢野を17日に登録抹消。現在は3軍で調整している。

広島を取材するスポーツ紙記者は「正直、野球どころではないですよ。シーズン中に選手が家宅捜索を受けることは異例の事態です。ファンの不信感も高まっている中で、球団は真摯に向き合う必要がある。記者会見を開いた方がいいと思います」と指摘する。

チームは借金15の5位から巻き返しを狙うが、他の選手たちがプレーに集中するのが難しい環境になっていることは間違いない。

(中町顕吾)