「共ににいられる喜びを考えてほしい」交通事故で娘亡くした母親が河北町の中学生に命の大切さ訴え
河北町の中学校で29日、命の大切さを学ぶ授業が行われ、交通事故で娘を亡くした母親が、「家族と共にいられる喜びを考えてほしい」と訴えました。
交通事故で娘をなくした渡辺理香さん「祥子ちゃんが事故に遭った。頭を強く打っているようだ。すぐに来てと言われたのを覚えている。目の前に苦しんでいる娘がいるのに私はその痛みを代わることも治すことも何一つできなかった」
この授業は、子どもたちに命の大切さについて考えてもらおうと行われたものです。
講師を務めた渡辺理香さんは、今から30年前の1996年。当時、小学1年生だった娘の祥子さんを交通事故で亡くしました。現在は交通事故遺族の会の代表を務め、自身の経験を若い世代に伝えています。29日の授業には河北中学校の1、2年生およそ260人と保護者が参加しました。
交通事故で娘をなくした渡辺理香さん「子どもと共に悩んだり苦しんだり喜んだり楽しんだりすることのできる幸せ。その存在の愛おしさともにいられることの奇跡を今一度考えてほしい。皆さんの大切な存在は声を聞くことができる」
警察は、夏休み中の交通事故のほか川遊びなどでの水難事故にも注意を呼びかけています。

