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 元プロ野球選手でタレントの板東英二(ばんどう・えいじ)さんが22日、慢性心不全のため死去したと、公式サイトが28日、発表した。86歳だった。旧満州(現・中国東北部)出身。

 徳島商時代の58年、全国高校野球選手権大会で準優勝。1試合25奪三振(対魚津)、1大会83奪三振の記録はともに、現在まで破られていない。59年には中日入りしたが、肘の故障に悩まされ、69年に引退。その後は明るく、朗らかな性格を生かし、タレントとしても活躍した。

 「世界・ふしぎ!発見」「マジカル頭脳パワー」など、数多くのクイズ番組にも出演した板東さん。「ふしぎ!発見」で長年、解答者として共演したタレント野々村真(62)は28日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜後1・55)に電話出演し、板東さんとの思い出を語った。

 同番組での共演以来、付き合いは35年に及んだ。野々村は親しみを込めて“お父さん”と呼んでいたという。「なかなかテレビ出なくなってから、連絡を取れなくなっていて、心配していて。取りたくてしょうがなかったんですけど、あの人の性格ですから、“お父さん”の。なかなかそういうのを嫌がる人なので」。そんな中での悲報だった。

 板東さんの強い希望で、葬儀は近親者のみで営まれたが、野々村は参列させてもらったという。「実は僕、ご家族の皆さんに、板東家の長男だと言われるくらい、かわいがってもらったものですから、参列させていただきました。最後、お別れができてよかったなと思いました」と明かした。