期間工転職の専門家であるてんち氏が、YouTubeチャンネル「期間工のリアル【てんち】」にて「【期間工のリアル】期間工ってクビになるの?雇い止め・契約終了のリアルを全部話します...」と題した動画を公開した。動画では、期間工における「クビ」と「雇い止め」の違いや、契約が更新されない理由について赤裸々に語られている。

てんち氏はまず、「クビ」と「雇い止め」は全くの別物であると定義する。クビ(解雇)は契約期間中に会社から一方的に辞めさせられることであり、労働基準法で厳しく制限されているため、期間工において実際に起こることはほぼないという。一方で、期間工が直面するほとんどのケースは、契約期間満了後に次の更新を打ち切られる「雇い止め」であると指摘した。

雇い止めになるパターンとして、てんち氏は3つのケースを挙げる。1つ目は、生産台数の減少や景気の悪化などによる「会社都合」。これは個人の努力ではコントロールできない問題である。2つ目は、遅刻や無断欠勤が多い、職場のルールを守らないといった「本人の勤務態度」。3つ目は、目標金額を稼ぎ終えたなど「本人が更新を希望しないケース」である。

特に勤務態度については、遅刻よりも「欠勤」が圧倒的に評価を下げる要因になると強調。「欠勤になってしまうと1日中誰かが入らないといけない」ため、他の工程から応援を呼ぶなど、現場に大きな負担がかかるという。逆に言えば、遅刻や欠勤がなく、当たり前のことを当たり前にこなすだけで「めちゃくちゃ強い」と、更新される人の特徴を明言している。また、作業ミスそのものよりも、「ミスを改善していく姿が見られない」ことがリスクと見なされる点にも触れた。

さらに動画の終盤では、万が一雇い止めになった際の対処法についても言及。会社都合であれば失業給付を待機期間なしで受け取れるケースがあることや、期間工の求人は常に出ているため、経験者として次の工場へスムーズに移れるといった選択肢を提示している。正しい知識を持ち、日々の業務に真摯に向き合うことこそが、期間工として長く安定して働くための最大の防御策と言えそうだ。

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