ABS秋田放送

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23日、青森との県境に近い八峰町の国道で軽トラックの窓ガラスが突然割れ、女性が耳にけがをしました。

警察は猟銃の弾が当たったとみて調べています。

現地を取材して見えてきたのはサルによる農作物への被害の深刻な状況でした。

23日昼過ぎ、八峰町八森の国道101号で軽トラックを運転していた60代の女性が左耳にけがをした事故。

土屋弘樹記者
「あー、こちら側は完全に割れていますね、後ろ側の窓ガラスですが大きく割れているのが確認できます」

能代警察署の調べによりますと、「運転中に突然バンという音が聞こえて、同時に左耳に激痛が走った」と女性は話しています。

事故が起きた時間帯、付近では地元の猟友会がサルを捕獲したり、追い払ったりするために猟銃を持ってパトロールをしていました。

警察は猟銃の弾が女性に当たったとみて猟友会の関係者から話を聞くなどして業務上過失致傷の疑いも視野に調べています。

現場近くに住む岡田喜久さんは毎年のようにサルの被害に悩まされているといいます。

岡田さん
「これ食うんだよ、ユリの球根、 これサル春先に食うの」「これだけ食べるの、栄養あるもの」

庭に植えていたユリの花の球根が毎年、サルの被害に遭っています。

岡田さん
「これあみ、みんなサル避けなんです」「あみ3枚かかってます」

被害を防ぐため、町から支給されたネットで畑を囲っています。

八峰町によりますと去年、町内で捕獲されたサルは53匹で、おととしのほぼ2倍に増加。

食害による被害額は約267万円で4倍余りに上っています。

岡田さん
「灯台あるんですよ、あそこに(サル)いっぱいおったんですよ、 今年の何月頃かな、つい最近までいてあったんだけど このごろいないなと思ってたら やっぱ追い上げやってたんだね、 知らなかったけども」

サルの追い上げは町が猟友会に一任する形で依頼していて、毎年5月から雪が降るまでの毎週、平日の4日間、2人1組で行っていて、有害駆除が許可される夏場には捕獲もしています。

23日は午前中に1匹捕獲していたということです。

地域住民の生活を守るために必要なサルの追い上げや捕獲。

八峰町では今後の捜査状況に応じて猟友会に一任していた体制の見直しや、安全対策などを検討することにしています。

※7月24日午後6時15分のABS news every.でお伝えします