スポニチ

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 西武、ロッテなどでプレーしたGG佐藤氏(47)が20日に放送されたBS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(通常は月曜後9・00、この日は特別編成のため後9:30)にゲスト出演。阪神・藤川球児監督(46)との現役時代のエピソードと失敗から得た教訓を語った。

 佐藤氏は2008年の北京五輪で準決勝・韓国戦の8回に左翼守備で落球してタイムリーエラーとなるなど2失策。翌日の3位決定戦・米国戦でも3回の守備で落球と2試合で3失策を犯した。

 「北京で鼻がペキンと折れました」と笑みを浮かべ「(打球が当たったのはグラブの)土手です。香水付ける場所に」と笑い話にしたが、それも時間が経過したからこそ。

 「なぜ捕れなかったのか分かんない、本当に」「試合展開、全く覚えていない、その日のこと。記憶が全部消えちゃってて。落としたことしか覚えてない」とあまりのショックに今も試合内容の記憶がないという。

 「韓国ベンチに帰ろうか迷った。(日本代表の)ベンチ見たら、星野(仙一)監督が耳がデビルになってるの分かるんですよ、もう。キュイーンって。帰れないです、ベンチ、本当に」

 宿敵・韓国戦で痛恨の2失策。決勝進出を逃し、翌日の3位決定戦に向けては「星野監督、2個エラーした人間を使うわけがないと思ってなんの準備もせず休んだんですよ。で、準備不足で(再び)エラーしたんですけど」と心身とも試合への準備を怠った。

 だが、「ある人物が声をかけてくれてて。藤川球児くんが準決勝負けたあとに“GGさん、明日、星野監督、絶対GGさんのこと使うから準備したほうがいいよ。絶対使うからね!”って言ってくれたらしいんです。全く覚えてない」。実は準決勝後に2学年下の投手・藤川に声をかけられていたというが、それも記憶にないと振り返った。

 「完全に耳を閉じちゃって、殻に閉じこもってるから。全く覚えてないです。引退してから藤川球児に聞いたんだけど、覚えてないんですよ。“言ったんだよ?あの時”って。“もっとちゃんと言ってよ”って。“ちゃんと言ったんだよ!”って」と佐藤氏。

 「案の定、使ってくれて。だから、何を大切にして立ち上がってきたんですか?って聞かれることがあるんですけど、それは“準備すること”。準備不足は大切な人の思いを裏切ることになるっていうのはいつも言ってるんです、自分に」と教訓を心に刻んでいると話していた。