Google検索のAIモードを対象にした調査で、2026年4月から6月の3カ月で「google.com」の引用シェアが8.4倍に急増して、ドメインランキングの2位に入ったことがわかりました。

Google AI Mode's shift to citing itself

https://www.tryprofound.com/blog/google-com-is-now-ai-mode-s-2-cited-domain

AIを用いたマーケティングを行っているProfoundは、2026年4月15日から6月30日に行ったGoogle検索で、AIモードで表示された14億4000万件の引用がどのサイトから行われたかを調査しました。

その結果、「google.com」やGoogleのビジネスプロフィール「google.com/searchviewer/」、ナレッジパネル「google.com/search?」の表示数が増加していたことがわかったとのこと。増加幅は3カ月間に8.4倍にも上ります。



変化について、ProfoundはGoogleがビジネスプロフィールやナレッジパネルを優先的に扱うようにした上で、インライン型のインタラクティブな「ポップアップパネル」として機能させるように移行しつつあると指摘。

そして、Googleがホストするコンテンツが主要ランディングページという位置付けになることで、企業のウェブサイトのトップページに誘導する従来のオーガニック検索からのクリック経路は完全に迂回されることになっていると説明しています。

3200万件を超えるGoogleビジネスプロフィールの事例を分析すると、特に「ホスピタリティ・旅行」「ホームサービス」「レストラン・飲食」「不動産」「ヘルスケア」の5分野で、今回の変更の影響が大きかったとのこと。

また、製品の仕様や他製品との比較、互換性などについて検索した際に、通販サイトへの直接リンクの代わりにナレッジパネルが表示される事例が増えています。Profoundは、Googleによる新たなUCP(ユニバーサル・コマース・プロトコル)の初期段階を垣間見せるものであり、完全に自律的なゼロクリック通販インターフェイスへの急速な進化を示唆していると指摘しています。

GoogleによるAIモードのアップデートを経てもなお認知度やコンバージョン率を維持するために、企業はプロフィールをきっちり正確に埋めておくことや、書かれたレビューや低評価を放置せずに積極的な評判管理をすることが求められるとProfoundは説明しています。