「あのちゃんは台本に目を通していた」「『嫌いな女性芸能人』をもう一人挙げていた」関係者の衝撃告発
「あのちゃんは台本に目を通していたはず」
「深夜番組だったころから数えて足かけ7年……あのさんの言うとおり〈不本意な状況が続いた〉〈抵抗しても、変わらず進んでいく〉という状況だったら、こんなに長く続いていないと思います。″番組スタッフに無理矢理やらされた″と言わんばかりの説明に、やるせない思いでいっぱいです」
冠番組のMCが〈もう続けたくないので番組を降ります〉とSNSで宣言。前代未聞の形で『あのちゃんねる』(テレビ朝日系)が打ち切りになったのは記憶に新しい。
あの(年齢非公開)は5月23日にSNSで降板を決意した経緯を説明(2枚目写真)。テレ朝も同日、公式HPで「この度の責任はすべて番組制作側にある」と謝罪し、『あのちゃんねる』の終了と配信停止を発表した。番組は6月15日の放送をもって最終回となったのだが――番組制作に関わっていたテレビ朝日関係者のA氏は冒頭のように嘆くのだった。
降板の引き金を引いたのが5月18日に放送された″嫌いな芸能人の名前を言いながらサッカーのシュートをする″という企画だったことは周知の通り。あのによれば企画内容は直前まで伏せられており、「嫌いな芸能人」の名前にピー音を被せてほしいという要望も制作側が拒否。不信感が募ったことが降板理由だったが、A氏は「あのさんは台本に目を通していたはずです」と首を傾げた。
「収録前にあのさんの事務所に台本を送り、添削してもらっているんです。質問内容にもOKをもらっていました。MCが台本を読まないなんて考えられないですし、もし本人に内容が伝わっていないのだとしたら、それは私たちではなく、あのさんの所属事務所の問題です」
A氏がFRIDAYに示した『あのちゃんねる』の台本の「お題一覧」なる欄には「ベッキーの次に嫌いな芸能人は?」「コイツ許せないと思った芸人または芸能人は?」とのセリフが書かれていた。A氏は続ける。
「『あのちゃんねる』は、収録後に事務所が正式にNG箇所を指定するという流れで編集を進めていました。収録現場であのさんは確かにピー音を入れてほしい旨を発言していて、実際にその発言はオンエアされてもいるのですが、収録後に、事務所から正式なNGはありませんでした。だから『ピー音を入れて』という発言は″振り″なのかと我々は思ったんです」
嫌いな芸能人は「もう一人」いた
A氏がそう判断した理由は他にもあるという。というのも、収録の際、あのは嫌いな芸能人として、女優『X』の名前も挙げていたというのだ。「Xについては、通常のフローに沿って事務所からNGが出されていた」とA氏は言う。
「現在30代のXは、いわゆる陽キャ。ストレートに物を言う人で、確かに好き嫌いが分かれるタイプではあります。ただ、鈴木紗理奈(48)さんについては、『Snow Man』の番組で共演した際、あのさんのカンペを彼女が奪って読んだとかで、嫌いになった理由があったのですが、Xに関しては″なんとなく嫌″という程度だった。それでNGになったんです。
オンエアをどうするかあのさんと番組プロデューサーが話し合って、2本のシュートはどちらも鈴木さんの名前を叫ぶよう編集することになりました。″オンリー録り″という手法で『鈴木紗理奈』という音声を別録りして、Xの名前に被せたのです。わざわざ別録りしているわけだから、鈴木さんの名前はカットせず実名で使っていいのだろうという認識でした。あのさんは『使ってくれ』と考えているのだと」
実際、2本目のシュートシーンの映像を確認すると、音声では鈴木の名前が流れるが、あのの口の動きは別人であるXの名前を叫んでいるように見えた。
A氏の証言は事実なのか。あのの所属事務所である株式会社トイズファクトリーはFRIDAYの取材に、「番組制作に関連する企画および演出等については、弊社からはお答えしかねます」と回答し、テレビ朝日は「番組の制作過程は従来お答えしていません。(中略)鈴木様、あの様をはじめ、関係者の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを改めて深くお詫び申し上げます」と言うのみだった。
6月30日、テレ朝の西新(にしあらた)社長は定例記者会見でスタッフのコミュニケーション不足を指摘し、改めて謝罪した。小さな掛け違いが生んだ波紋は、想像以上の燃え広がりを見せている。
『FRIDAY』2026年7月17・24日合併号より
