住宅ローンの変動金利上昇への焦りから、繰り上げ返済を急ぐ人も珍しくありません。しかし、過度な返済による手元資金の枯渇は、予期せぬリスクを招く原因になりかねません。ある男性の事例から、金利上昇期に確保すべき適切な「生活防衛資金」について考えます。金利上昇の不安から手元資金1,500万円を全額返済に投入した選択都内の専門商社で部長を務める佐藤和雄(57歳・仮名)さん。給与は手取りで月約48万円です。