大相撲七月場所>◇四日目◇15日◇愛知・名古屋IGアリーナ

【映像】両力士に血が→驚異の粘りで逆転劇(実際の様子)

 土俵際で驚異的な執念を見せる一番があった。

 今場所は十両の舞台で戦う41歳のベテラン力士が、無敗と絶好調の大型若手力士の激しい寄りに何度も土俵際まで追い詰められる絶体絶命のピンチ。しかし、ここから驚異の腰の重さで残し、さらには取組中、ベテラン力士の右肩付近から血が付着する様子も。湘南乃海の口付近から出血したか両力士の体に血が見られるも土俵際で玉鷲は驚異の粘りを発揮し、最後は豪快な逆転劇を演じて館内を大いに沸かせる一幕があった。

 十両七枚目・玉鷲(片男波)が、十両六枚目・湘南乃海(高田川)を寄り切りで下し、2勝2敗の五分に戻した一番でのこと。

 立ち合い、激しく頭からぶつかり合った両者。好調な湘南乃海が一気に突っ張って玉鷲を土俵際まで押し込むが、玉鷲は回り込んで執念で残す。がっぷり四つの体勢になると、激しい攻防の中で玉鷲の右肩後方、首の根元付近に鮮血が見られた。湘南乃海がなおも巻き替えを狙い、何度も寄り立てて再び土俵際へと追い詰める。しかし、絶体絶命と思われた土俵際で、41歳の“鉄人”玉鷲が驚異の粘り腰を発揮。一転して凄まじい馬力で湘南乃海を寄り立て返すと、最後は力強く寄り切って逆転の白星を掴み取った。

41歳の鉄人は全く動じず、館内大歓声

 取組後、勝ち名乗りを受ける玉鷲の右肩からは血が滴り落ちていたが、本人は動じる様子もなく、引き揚げていった。土俵際での壮絶な逆転劇と、流血をものともしない気迫溢れる相撲に、館内からは地鳴りのような拍手とやんやの喝采が送られた。

 この驚異的な41歳の活躍に、視聴者からは「なんだあの41歳!?」「やっぱり鉄人玉鷲」「この応援に応える玉鷲いいね」「パワーで強引に勝つのすごい」といった驚きと称賛の声が殺到。また、痛々しい出血に「口切れたか鼻血か?」「どのあたりで出血したんだろう」と心配するコメントも相次いだ。

 なお、敗れた湘南乃海は今場所初黒星を喫し、3勝1敗となった。

ABEMA大相撲チャンネル)