【なぜ】「横断歩道の青信号が短い」子どもはぎりぎり 調べてみました【ケンミン特捜班】
「ケンミン特捜班」です。皆さんの身近な驚きや疑問、不満や怒りをFBSが取材します。今回は番外編として、FBSのスタッフから届いた情報です。
『明らかに横断歩道の青信号が短い場所があります』
いったいどのくらい短いのか。なぜ、そのような設定になっているのか。ケンミン特捜班が背景に迫ります。
ケンミン特捜班が向かったのは、福岡市中央区六本松にある「六本松西交差点」です。
「六本松西交差点」は、東西に走る国道202号と、南北に伸びる油山観光道路が接続する地点にあります。「青信号が短い」との声が上がっているのは、国道202号を渡るための信号機です。
近くには小学校があり、子どもたちが横断歩道を渡り始めます。
道路の幅はおよそ15メートル。子どもが歩く速さは1秒間に1メートルとされているので、渡るのに15秒かかる計算ですが。
■荒木健太郎記者
「小学生が列になって歩いていますが、後ろの方の子は、かなりぎりぎりですね。」
ケンミン特捜班が青信号の時間を計ったところ、およそ21秒でした。
渡るのに15秒かかる子どもにとっては、ほとんど余裕がない短さです。
また、青信号の時間が短いため、右折待ちの車により渋滞も起きています。
一方、国道202号が走る東西の横断歩道はおよそ1分21秒。実に4倍近い差がありました。
利用者はどのように感じているのでしょうか。
■利用者
「ちょっと短いですよね。歩行者がもう少し長い方がいいよね。」
「ちょっと短めですかね。向こう側(東西方向)は長いんですよね。」
「点滅の時にはもう渡らないようにしているので。そこがもう少し長くなったらいいなと思います。」
なぜこれほど差があるのでしょうか。福岡県警の交通規制課に理由を聞きました。
■福岡県警 交通規制課・塙泰明 課長補佐
「東西に走る国道202号は交通量が非常に多く、また、南北を走る観光道路について交通量が少ないという観点から、国道202号に(時間を)大きく振っている。道路交通環境や交通の安全と円滑を確保する観点から、横断秒数に差が生じるケースがあることをご理解いただければと思います。」
安全で円滑な交通を確保するためだということですが、利用者はどうすればよいのでしょうか。
■塙 課長補佐
「まずは基本的な交通ルールを守ってもらうことが大前提になります。ただ、横断中に青色点滅になった場合はすみやかに渡り終えるか、体力に自信がない場合は元の場所に戻ることを徹底してほしいと思います。」
事故から自身を守るためにも「無理に渡らない」など、ゆとりを持った行動が求められます。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年5月7日午後5時すぎ放送
