W杯は「残酷なもの」…5度目の戦いを終えた長友佑都、今のチームは「生涯忘れることはない」
現地時間29日、FIFAワールドカップ2026のラウンド32で日本代表はブラジル代表と対戦。前半にリードを奪ったものの、後半に追いつかれると、後半アディショナルタイムに逆転を許し、2ー1で敗戦。決勝トーナメントでまたしても勝利をあげられず、敗退に終わった。
グループステージ第3戦のスウェーデン代表戦に出場し、5度目のワールドカップ出場を果たした長友。今大会は、モチベーターとしての貢献度が高く、ベンチからチームを盛り上げる役割も多く見られた。
5度もワールドカップに出場した選手は、日本人では当然初のことながら、世界を見渡しても数えるほど。今大会は5大会以上参加した選手にのみ与えられる特別なパッチをユニフォームに纏っていた。
ワールドカップというものについて長友は「残酷ですね。改めてワールドカップは残酷だなと」と語り、「その残酷さの中に苦しみがあって、苦しみの中に喜びがあって、その喜びが何にも変えられない喜びとしてある。苦しみとかが深いほど、喜びが深いものになる。それを噛み締めて、選手として感じさせてもらえるというのが、ワールドカップでしかないと思う」と、多くの苦節の中で得られる喜びが最高だとしながらも、残酷な戦いだと想いを語った。
5大会を戦った長友にとって、身をもって日本代表の成長過程を感じてきており、結果こそ伴わなかったものの、手応えを感じている部分もある。今大会を戦った日本代表については「最高のチームでした。団結も含め、選手たち、後輩たちの絆も含めて。これまでにないぐらいの絆を作れたというところがある」と、チームの一体感としては過去最高だったとコメント。「結果が出なかったのは非常に残念で、悲しいけど、なんか青春を過ごしているような。ぶつかり合って、泣いたり笑ったりしながら過ごした日々は、生涯忘れることもないし、かけがえない時間になった」と、チームメイトとの関係性を含めて、良い時間を過ごしたと振り返った。

