ラウンド32で敗れた日本代表。(C)Getty Images

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 後半に流れを変えられ、挽回するには至らなかった。途中出場の選手や指揮官の采配に厳しい声があっても不思議ではない。

 日本代表は6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32でブラジル代表に1−2で敗れた。先制して前半を終えたものの、後半に戦い方を変えたセレソンに押し込まれ、最後は終了間際の勝ち越しゴールに屈している。

 リードをもたらしたのは、中盤での奪還から攻め上がり、そのままシュートを決めた佐野海舟だった。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、採点記事で佐野に7点をつけ、チームのベストプレーヤーに選出。「素晴らしいシュートで代表初得点。最後まで屈しなかったひとりだった」と称賛した。

 次に高い採点だったのは、守護神の鈴木彩艶。たびたびのビッグセーブで失点を重ねるのを阻んだ。最後は95分の決勝点に力尽きたが、同紙は「良い飛び出しで、ヴィニシウス・ジュニオールに対して驚異的なセーブ」と賛辞を寄せている。

 そのほか、冨安健洋、谷口彰悟、伊藤洋輝、堂安律、伊東純也は及第点の6点。鎌田大地、中村敬斗、前田大然、上田綺世、町野修斗、田中碧は5.5点とやや下回った。町野には「彼もヴィニシウスを止めるために起用されたが、ミッションを達成できなかった。交代枠が無駄に」と手厳しい。
 
 だが、それ以上に辛口評価となったのが、途中からウイングバックに入った菅原由勢と鈴木淳之介だ。ともに5点とブラジルのダニーロ、マテウス・クーニャと並んでゲームワーストの採点。菅原は日本のワーストに選出された。

Gazzetta dello Sport紙は、菅原について「ドウアンに代わって66分から出場。理論上はもっと守備的な選手のはずだが、マルチネッリが日本を帰国に追いやった場面で眠ってしまっていた」と指摘している。

また、鈴木淳之介については、「交代組でもうひとりネガティブだった選手。まれだった攻撃に出た場面でダニーロを止めて警告。退場になってもおかしくなかった」と評した。

指揮をとった森保一監督は5.5点評価。「日本をワールドカップ決勝トーナメント初勝利に導く奇跡を起こすことはできなかった。前半は最高だったが、その後は何もなかった」と、後半の対応に苦言を呈している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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