ハローワークでAIに職業紹介させてみたら…年齢や仕事内容が食い違い、職員の7割「妥当ではない」
厚生労働省は、ハローワークでAI(人工知能)が求職者の適性に合った仕事を提案する実証実験の結果を公表した。
参加した職員の約7割がAIの提案を「妥当ではない」と評価するなど、提案内容の精度には課題があった。
実証実験は職業紹介業務の効率化を図る狙いで、昨年9月〜今年2月に全国10か所のハローワークで実施。過去3年分の求職・求人データを学習させたAIが、求職者の希望や特性などから適性の度合いが高いと判断した求人情報を職員に提示した。
19日に厚労省が公表した実験結果によると、実験に参加した職員はAIの提案を求職者への助言時に参考としたが、年齢や仕事内容など細かい条件面で求職者の希望と食い違うなど、精度が不十分な事例が相次いだという。
厚労省はAIに学習させるデータの内容を見直し、今年度に再び実験を実施して改善を目指す考えだ。
