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気温が上がる時期に注意しなければならないのが、車内での熱中症です。短い時間でも温度が急上昇する車内で、私たちはどのような対策を取るべきか取材しました。

【写真を見る】5月でも車内は40度超、初夏から危険な車内熱中症 今すぐ始めるべき対策

5月でも危険な車内温度

5月19日正午ごろ、晴天の大分市で車内温度の上がり方を計測してみました。すると、開始からわずか15分で30度を超えました。

JAF大分支部 近村政徳さん:
「まだ涼しいと感じる方もいるかもしれませんが、車の中の気温は、すぐに上がっていきます。特に直射日光など、日差しが強い日は車の温度が上がります。車内はかなり危険な状態になりますので、注意してほしいと思います」

また、JAFが2019年5月に実施した実験では、晴れた日の正午で、約24度の外気温という条件で、軽ワゴンと大型SUVの車内温度を計測しています。実験開始から30分が経過すると、2台とも車内温度は35度を超えました。さらに1時間後には、大型SUVで43.5度まで上昇しました。

JAF大分支部 近村政徳さん:
「実際に車内温度はかなり上がってきますので、すぐに熱中症になったり、危険な状況になったりします。車の中にお子さまやペットを残すのは絶対にやめてほしいです」

車内の温度を下げるためにはエアコンの適切な使用が欠かせませんが、多くの車種では後部座席に風が届きにくく、運転席と比べると冷えにくくなっています。後部座席にチャイルドシートを設置している車も多く、注意が必要です。

JAF大分支部 近村政徳さん:
「運転席と後ろの座席の体感温度はかなり違います。小さなお子さんは暑さを訴えることができないこともあります。大人が十分に気を配り、後ろの席が暑くならないような対応をとってもらいたい」

売れ筋は「傘型」進化するカー用品

大分市にある「イエローハット大分下郡店」。およそ7000点の商品を扱うカー用品店です。今年は暑さ対策の商品の売れ行きが良く、特にサンシェードの需要が高まっています。

店ではおよそ50種類のサンシェードを販売していますが、なかでも半分を占めるのが「傘型」のサンシェードです。傘のようにさっと開いて使用でき、使用後もコンパクトに収納できる利便性が人気の理由です。

サンシェードの遮熱効果によって車内の温度上昇を抑制すれば、エアコンをつけた直後から効率的に車内を冷やせるようになります。また、後部座席を冷やす「取り付け型の扇風機」も車内の熱中症対策におすすめです。

イエローハット大分下郡店 大津詩穂さん:
「エアコンの冷風を車内全体に循環させるためのサーキュレーターとしても使えますので、車内を涼しくして、快適なドライブへとつながります。今でも30度を超える日もありますので、暑さ対策は今からした方が良いと思います」

9月中旬まで猛暑日となるなど、ここ数年は異常とも言える暑さが続く傾向にあります。熱中症を防ぐためにも、早めに対策をとることが大切です。