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三好市山城町の神社で4月5日、市の無形民俗文化財に指定されている伝統行事「百手祭(ももてまつり)」が行われ、住民らが五穀豊穣と家内安全を願いました。

三好市山城町下名地区にある熊野神社と両皇神社では毎年、4月の第一土曜日と日曜日に、百手祭が行われています。

このうち、5日に両皇神社で行われた百手祭には、地元の住民ら約40人が集まりました。

境内では射児士(いごし)と呼ばれる裃・袴姿の氏子12人が、約20メートル先の的や扇をめがけ、つぎつぎと矢を放ちました。

このお祭りは、今から約350年前、江戸時代に徳島藩の武士が国境を守るために行っていた鍛錬が由来とされていて、現在は五穀豊穣や家内安全を願う行事として受け継がれています。

訪れた人が矢を射る体験ができる場面もあり、人々は楽しみながら伝統に触れていました。

2つの神社では、それぞれ1008本の矢が放たれたということです。