子どもの独立を機に、4年前から2DK築39年の築古賃貸アパートでひとり暮らしを開始。「もたないおひとりさま生活」の様子をインスタグラムで発信している、現在50代のようさん(フォロワー6.9万人)。ここでは、ようさんが「手放してラクになった」と実感している家事について語ります。

都度つくるのをやめて「つくりおき」を活用

つくりおきをするようなったのは、ひとり暮らしを始めてから。仕事で疲れてヘトヘトになって帰ってきたときに、料理をしたくないと思ったのがきっかけでした。

【実際の写真】50代ひとり暮らしの「リアルなつくり置き」

試しにつくりおきをしてみたら、家に帰って食べるものがあると思うだけで、気持ちがラクに。元気があるときや、時間に余裕のあるときにつくっておいて、帰ったらお皿によそって温めるだけでいいのもうれしい点です。

つくりおきは半日かけて一気にまとめて仕込む日もあれば、すき間時間にさっと1、2品つくる日もあります。

つくる量の目安は、だいたい3日から4日で食べきる量にしています。料理一品あたりに使うのは、お得用の大きなお肉のパック1つ。昼食でもつくりおきを食べるので、このサイズでつくるとちょうど3〜4日分になります。

ひとり暮らしをする前は、子どもたちが好きな洋食が多め。息子からの「つくりたてを食べたい」というリクエストもあり、仕事から帰宅後に急いでつくるという毎日でした。ひとり暮らしになった今、自分のためにつくる食事は煮物や炒め物など和食中心のシンプルなものが多くなりました。

キッチンリセットは「翌朝でもOK」に

ひとり暮らしになって、子どもたちと暮らしていた頃といちばん違うと思うのは「時間の使い方」です。

時間を自分の好きなように使えるようになって、「私はどう過ごしたいのだろう」と自分にとって心地よい時間の使い方を模索してきました。そのなかで出た答えは、夜の時間は「体調管理のためのリラックスタイムにしたい」ということ。

そこで「夜はあえて家事をしない、食器も洗わない」というルールにしてしまいました。寝る前にシンクをきれいな状態にするのが理想ではありますが、私は朝のほうが元気なので、朝食がすんだら昨日の夕食の分と一緒にまとめて洗うスタイルが快適です。

キッチンリセットのタイミングを見直したことで、夜はゆっくりお風呂に入ったあと、ストレッチで体のこりをほぐし、穏やかな気持ちで一日を終えられるようになりました。

「洗濯物は畳まず」ハンガーのままクローゼットへ

わが家は洗濯機に乾燥機能がなく天日干しなので、「干す作業」と「しまう作業」が発生します。そこで、クローゼットにかけて収納する服は、クローゼットで使用するハンガーにかけて干し、そのまま収納することに。こうすれば、乾いたらベランダから移動させるだけですみます。

ハンガーは見た目がすっきり統一できるところが気に入り、「MAWAハンガー」を愛用しています。

畳んで収納したい服は、ベランダから取り込むと同時に畳んでしまいます。取り込んだまま山になった洗濯物を何日も積み上げてしまう…という経験を経て、この方法に落ち着きました。

ひとり暮らしになってから変わったことも。下着や靴下などの小物類は、洗濯機の近くにかけている洗濯物干しに干したまま、そこから使うようにしたことです。

洗濯機まわりの見た感じが少しごちゃつきますが、手もちの枚数自体が少ないので、畳んで収納するよりも時短に。これも家事の手間を減らすのにひと役買っています。

今までの私は「家事はこうしなくちゃいけない」という固定観念にとらわれて、それができないことに罪悪感を抱いていました。そこから、50代目前でひとり暮らしを始めて「がんばりすぎなくてもいいのだ」と、だんだん肩の力を抜けるようになってきて、気持ちがラクになったと感じています。