「高市旋風」が吹き抜けた選挙戦 担当記者が1区・2区の勝因を解説【徳島】
(森本アナウンサー)
「ここからは、取材にあたった浦川記者とお伝えします」
(浦川記者)
「お願いします」
(森本アナウンサー)
「自民党単独で300議席を越える、衝撃的な結果となりましたね」
(浦川記者)
「そうですね、まさに『高市旋風』が全国を吹き抜けた選挙戦でした」
(森本アナウンサー)
「そんな中、徳島1区は、これまで仁木さんが持っていたとみられる『公明票』が高橋さんに動くことも想定されましたが、結果は仁木さんの圧勝。前回よりも票差が広がった要因は?」
(浦川記者)
「はい、理由の一つには、無党派層の支持が大きく影響しています。こちらをご覧ください」
(浦川記者)
「NNNの出口調査では、無党派層の6割近くが仁木さんに投票したのに対し、高橋さんへの投票は3割弱にとどまっています」
「前回は自民党の裏金問題もあり、高橋さんの方が上回っていましたが、高市人気で一気に風向きが変わり、仁木さんに無党派層の支持が流れました」
(浦川記者)
「超短期決戦で中道の理念や政策が浸透できなかったこともありますが、公明票が動く以上の高市効果があったとみられます」
(森本アナウンサー)
「一方、徳島2区は前回、飯泉さんに迫られた山口さんが、今回は飯泉さんを引き離しました」
(浦川記者)
「はい、自民党を離党した北島さんの立候補により保守分裂の構図でしたが、終わってみれば危なげなくまとめたという印象です」
(浦川記者)
「出口調査の結果では、山口さんが自民支持層の約7割を固めています。これまで通り、選挙区の自治体のトップや自民党県議を選対本部に揃えた組織選を展開し、北島さんへの保守票の流出を防ぎました」
(森本アナウンサー)
「一方、前回山口さんに3600票差まで迫った飯泉さんは、伸びを欠きましたね」
(浦川記者)
「そうですね、飯泉さんが前回より票を伸ばせなかった要因の一つに、北島さんの存在が考えられます」
(浦川記者)
「飯泉さんは前回、板野町を除く板野郡、そして鳴門市で山口さんを上回る票を獲得し、これが大接戦を演じた大きな要因でした」
「しかし今回は、板野郡に強い地盤を持つ北島さんの登場によって、多くの票が北島さんに流れました。藍住町以外の板野郡では、北島さんの得票数が飯泉さんを上回る結果となりました」
(浦川記者)
「飯泉さんは今回、国民民主党の公認候補だったため、比例四国ブロックで復活当選を果たしました。知事20年で培った手腕を国政でどう発揮していくのかにも注目したいと思います」
(森本アナうんアー)
「浦川記者でした」
