お子さんの工作品や思い出品が捨てられずに困っていませんか? でも、早く処分しなきゃと自分を責める必要はありません。ライフオーガナイザーの資格をもつESSEフレンズエディターの名倉永利子さんが開催する片づけ講座でも、成人したお子さんのものを捨てられずに悩むシニア世代の女性に多く出会うそうです。捨てなくても心まで軽くなる子どもの思い出品の片づけ方を、名倉さんが経験をもとに語ります。

捨てなきゃいけないと思う前に、自分がもちたいかを問い直す

子どもの思い出の品の処分を急ぐ前にまず、それを手元に置いておきたいかを自分に問いかけてみてください。大切なのはどうやって収納するかよりも、まずは自分の気持ち。もし同じように悩んでいる親友がいるとしたら、どんな声かけをしますか?

【写真】中2長男が自分で残すと決めたもの。サイズアウトしたサッカースパイク

私なら「無理に捨てようとしなくてもいい。大切にしよう」と声をかけます。その言葉をそのまま自分にかけてあげてください。自分にもつ許可を出すだけで、心は軽くなります。

子の思い出と親のがんばりを分けて考える

子どものためにとっておきたいと思った作品も、子どもに聞くと、今はさほど思い入れがないことも。親が残したいのか、子どもが残したいのかを考えていくと片づけがラクに進みます。

親が残したいものは自分の宝物として取っておき、子どもが残したいものは子どもに管理してもらうようにすると、気持ちの整理も進みます。

私は保育園の連絡帳数冊は捨てません。子育てを必死にがんばってきた証だと感じるからです。

押し入れに押し込むのをやめて、堂々ともつ

子どもの作品は、なんとなく取っておくから罪悪感が生まれます。これからも大切にもつのだと決めて、明確な居場所をつくります。壁に飾って日常的に眺めてもいいし、人別に箱にまとめてもOK。

押し入れの奥に押し込むのではなく意識的にもつと決めることで、それはただの保管品からなくてはならない大切な宝物へと変わります。