新居づくりにおいて、家の印象や住みやすさを大きく左右する「外構」は、こだわりたいポイントのひとつ。1年前に家を建てた日刊住まいライターも、見た目にも管理のしやすさにもこだわった外溝づくりに注力したそう。今回、近年人気を集めている「ロックガーデン」をはじめ、ライターが採用した外構の工夫について詳しく語ります。

「大きすぎるポスト」を外構の一部へ

筆者は、夫と5歳、3歳、2歳の子どもの5人暮らしです。2024年6月にハウスメーカーで4LDKの注文住宅を建てました。

【実際の写真】黒基調でスタイリッシュ。サビにくい素材で手入れもラク

当初は、施主支給したポストを玄関横に設置する予定でした。しかし、実物は想像以上にサイズが大きく、玄関まわりに圧迫感が出てしまうと判断。

そこで発想を変えて、ポストを外構の主役として独立させ、ロックガーデンと組み合わせることにしました。

工夫1:劣化しにくいポスト専用ポールを採用

ポストはブラックフレームの専用ポールに設置し、門柱のように独立させるスタイルに。ポールのカラーを黒にすることで、外構全体が引き締まり、シンプルながらも目をひく仕上がりになりました。

直線的なフォルムは、黒×グレーを基調にした外構ともぴったりです。

また、表札つきのため配達時に郵便物を間違えられる心配が減り、実用面でも安心。素材はさびにくいアルミ製で、屋外でも劣化しにくく、日々のメンテナンスがほとんど不要なのもうれしいポイントです。

工夫2:ロックガーデンで雑草対策

ポストの足元には、石を中心に構成したロックガーデンを採用。防草シートの上に大きめの割栗石(わりぐりいし)を配置することで、雑草が生えにくく、日々の手入れがとってもラクです。冬になると落ち葉は拾わなければなりませんが…。

ロックガーデンの割栗石には、灰青色石という青みがかったグレーをセレクトし、ポストのグレーと調和をとっています。無機質になりすぎないよう、配置に少し動きをつけたことで、シンプルながらも表情のあるでき栄えに満足しています。

工夫3:植栽は常緑で管理しやすい品種を選ぶ

ロックガーデンのなかでも意識したのが、植栽のバランスです。

右側にはシンボルツリーを配置し、周りに低木や下草を配置することで、視線に高低差が生まれ、外構全体にまとまりが出るようにしました。

シンボルツリーのオリーブは、家族で一緒に植えた思い入れのある1本。外構の完成と同時に、暮らしのスタートを実感できる存在になっています。

下草や低木には、外構業者に提案された植物のなかから、葉色や質感の異なる植物を組み合わせました。カラーリーフやシルバーリーフを取り入れることで、黒×グレーのシンプルな外構にも自然なやわらかさが加わります。

常緑で管理しやすい種類を中心に選んだことで、季節を問わず見た目が整いやすいのもお気に入り。成長後の姿をイメージしながら植物をセレクトしたことで、時間とともに表情が増していく外構になりました。

ポストやロックガーデンに多彩な植栽を組み合わせることで、手入れがラクで、長く楽しめる外構が完成しました。暮らしに寄り添う外構づくりのヒントとして、これから家づくりをされる方、外構のリフォームをされる方の参考になればうれしいです。