寝だめは逆効果! 週末にまとめ寝しても疲れは取れない【1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法】
土日の寝だめは全く意味がない
仕事が忙しい人などは、平日は目いっぱい働いて、週末の休みにゆっくりしようと思うものです。睡眠も同様で、平日の睡眠不足を土日に補おうとする人も多いでしょう。つまり「寝だめ」です。しかし、寝だめは少しの負債を補うだけ、決して貯金にはなりません。
人間は、生まれながらに体内時計が刻む1日のリズム「サーカディアンリズム」が備わっています。朝になるとすっきりと目が覚めて活動的になり、夜になると自然に眠くなるのは、この体内時計が刻むサーカディアンリズムによるものです。たとえ土日に寝だめをしたとしても、1日周期で夜には眠気がやってきます。「前の日に12時間寝たから、翌日は眠くならない」ということはあり得ません。
また、サーカディアンリズムと自律神経は密接につながっています。寝だめをすると、1日のリズムが乱れ、自律神経のバランスを乱す恐れがあります。そうなると朝すっきり起きられなくなったり、寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下したりと、睡眠自体に悪影響をおよぼすことになるのです。
もうひとつ、人間には「1日の疲れをその日のうちに解消したい」という欲求があります。日中に活動することで脳に眠気を引き起こす物質が蓄積されます。これにより「睡眠圧」と呼ばれる「眠りたい」という欲求が高まり、強い眠気を感じるようになります。このようにして人の体は毎日、適切な睡眠をとるようにできているのです。
「眠くなるタイミング」は毎日必ずやってくる
概ね24 時間周期で「覚醒」と「睡眠」を繰り返すサーカディアンリズムという1日のリズムがある
【出典】『1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法』著:石川泰弘/監修:新見正則
