海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「60兆円のお金がただの紙切れに...タンス預金の終焉とこれからやるべき資産戦略について紹介します!」と題した動画で、今まさに日本国内で起きている『タンス預金』の激減現象について詳しく解説した。動画冒頭で宮脇氏は「デフレが当たり前だった時代なら到底信じられない状況」と、ここ数年で大きく時代が転換したことを強調。高齢者や富裕層を中心に現金を自宅保管する風潮が長らく続いてきたが、「インフレ時代の到来でタンス預金が不利になった」と訴えた。

宮脇氏によれば、2023年初めには過去最高レベルとなる約60.4兆円もの現金が日本家庭に眠っていたものの、2025年にはおよそ47兆円まで激減。およそ2割もの現金がわずか2年半足らずでタンスや金庫から世の中に流れ出た計算だ。「新紙幣発行やインフレ加速、治安悪化など様々な要因が重なり、ついに日本全体でタンス預金を減らす動きが本格化した」と宮脇氏は指摘。特にインフレについては、「現金が一番安全だと思っていたら、何もしないだけで毎年資産が目減りしていく」「インフレという名の確実な損失だ」と実例を交えて危機感を伝えた。

また、銀行の金利引き上げや相次ぐ強盗事件なども、現金を自宅で眠らせることのリスクを浮き彫りにしているという。「自宅がもはや安全とは限らない。大切なのはお金よりも身の安全。現金保管リスクに富裕層こそ敏感になってきている」と治安不安と資産保全の観点を挙げた。

この現象の背景として、宮脇氏は「タンス預金をしていた世代が他界し、相続によって現金が表に出てきている」という一面も指摘。投資や消費へと流れる「13兆円のお金が市場に入り、株や不動産価格をさらに押し上げ、インフレ加速の一因にもなっている」と現場感を伝えた。

さらに「今、インフレ環境下で貯めるだけでは資産が守れない時代。だからこそ、投資や多様な資産運用を本格的に考える層が増えている」と資産設計の重要性を説いている。動画の最後では、「タンス預金をやめる人が増え、加速度的にお金が市場へ流れている。今後もこの傾向は続く」とまとめつつ、「インフレ時代の戦略にシフトすることが資産防衛の第一歩」と呼びかけて動画を締めくくった。

チャンネル情報

宮脇さき@海外不動産個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動登録者10万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営