Mリーグ機構は、今期開幕戦となる「大和証券Mリーグ2025-26」、9月15日の第1試合に出場する4選手を発表した。新規参戦チーム・EARTH JETSもいきなり登場、BEAST Xからも新加入選手が初戦を務めるなど、華やかな開幕戦になった。優勝シャーレを目指し、まずはレギュラーシーズン各120試合の幕開け。どこがスタートダッシュを決めるか。

【映像】大和証券Mリーグ2025-26開幕式&開幕戦(生中継)

 新規参戦・EARTH JETSからはドラフト1位選手・石井一馬(最高位戦)が出場する。他チーム・選手からの評価も高く、今シーズンの台風の目となるのではと予想されている選手。120分の1ではあるが、新チームの船出でもある記念すべき試合。初勝利ともなれば、一気にムードが上がっていく。

 昨年最下位からの巻き返しを狙うBEAST Xからも、新加入の下石戟(協会)が出場する。独自の麻雀観を持ち、石井とともに各選手から要注意人物として名が挙がっている選手の一人だ。チームスローガンとしても、優勝を狙うと明確に打ち出されているだけに、下石の快勝が過去2年でついた負のイメージを吹き飛ばす。

 昨年準優勝のU-NEXT Piratesからは鈴木優(最高位戦)が出場。MVP経験者は昨シーズンも攻撃的な麻雀で周囲を圧倒。惜しくも連覇は逃したものの、チーム不動の主砲としてさらなる活躍が求められている。新加入選手に勢いをつけてはいけないというのが、リーグの共通認識。先制攻撃にはぴったりの人材だ。

 昨年3位の赤坂ドリブンズは、個人3位と大活躍した園田賢(最高位戦)が出る。1000ポイントを超えるレギュラーシーズンでの圧勝劇の主役とも言える活躍ぶりで、トークにもさらに磨きがかかった。強敵揃いの開幕戦。幸先よくトップが取れれば、インタビューの尺も長くなる。

【9月15日第1試合】※成績は昨期のレギュラーシーズン

EARTH JETS・石井一馬(最高位戦)※新規参戦
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人3位 +398.6
BEAST X・下石戟(協会)※新規参戦
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人10位 +180.8

【昨期成績】

1位 セガサミーフェニックス
2位 U-NEXT Pirates 
3位 赤坂ドリブンズ
4位 TEAM雷電
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部
6位 渋谷ABEMAS
7位 KADOKAWAサクラナイツ
8位 EX風林火山
9位 BEAST X
新規参戦 EARTH JETS

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
ABEMA麻雀チャンネルより)