40代70代「年齢にとらわれない」おしゃれなコーデ。足元はコンバース、バッグは風呂敷
街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、都会的で遊び心のある「神谷町」。旬なファッションやメイクのイラストがインスタで支持されているヤベミユキさんが描きます。

洗練&自由なオシャレさん多し!都会的で遊び心のある街・神谷町
今回は港区・神谷町を歩いてみました。
日比谷線の駅周辺はビジネス街の顔を見せつつ、2023年にオープンした「麻布台ヒルズ」の影響で、街全体に洗練されたにぎわいが加わった印象です。
スタイリッシュな高層ビルの足元には、小さなギャラリーやこだわりのカフェも点在し、少し歩けば芝公園や寺院の静けさに出会える。そんな、不思議な調和のある街です。
この街を歩く人たちの装いにも、「知性」と「遊び心」、そして“都会の余白”のような余裕が感じられました。
そんな神谷町で出会った、印象的な大人のおしゃれさんをスケッチしてきました。
5月下旬
最低気温 16℃ 最高気温 24℃
くもり
40代、知性と遊びのバランスモード

駅近くのコーヒースタンド前で見かけたのは、カラーギンガムのチェックジャケットを知的に着こなす40代の方。
一見ポップなアイテムですが、インに合わせた白シャツと黒パンツが全体をすっきり引き締め、知的×かわいげの絶妙バランスに。
バッグは黒のポーター、足元はコンバースのローカット。実用的でリアルなアイテム選びも、抜け感があって好印象。色も素材も“主張しすぎず、でもちゃんと個性的”。
そんなバランス感覚が、働く街・神谷町にぴったりでした。
鮮やかなセットアップに柄トートという自由さもアリ
柄コーデといえばもう1人、印象に残ったのは、ぱっつんボブの金髪に、鮮やかなダイダイ染めのセットアップにビル柄のトートバックを合わせていた外国人の観光客。
「この街をキャンバスにして着ている」ような自由さがあって、思わず見惚れてしまいました。
ファッションって、着こなしだけじゃなくて「その人自身がどう街に立つか」なのかもしれないなと、ふと。
70代、都会のパークシックマダム

公園の芝生近くでベンチに腰かけていたのは、ラベンダーのシアートップスにジレを重ねた、70代と思しき女性。
黒のつば広のカンカン帽とナイキのスニーカー、そして青緑の風呂敷バッグという組み合わせが、まるでストリートと上品さの架け橋みたいで、しばらく目が離せませんでした。
シアーやフリルといった「やわらかい要素」と、スニーカーやジレといった「抜け感」を軽やかに共存させていて、バラックデニムとブルーデニムの合わせも絶妙。
年齢を超えて、おしゃれって自由でいいんだと感じさせてくれる方でした。
余裕と遊び心を感じて、気分も上向きに
街のなかで、ふと足を止めたくなるような人に出会える神谷町。
芝公園の緑やお寺の静けさと、都会的なビルやカフェが心地よく混ざり合うこの街では、おしゃれにも、どこか余裕と遊び心が感じられました。
そんな出会いのあとは、私もちょっとひと息。アラビカでコーヒーを買って、芝生に座ってのんびり休憩。ビジネス街の真ん中とは思えない、ゆるやかな風と広い空。
神谷町は、歩くだけでちょっと気分が上向くような、そんな街でした。
※ 「東京おしゃれ図鑑」は街ゆく人のファッションをヒントに独自のアレンジを加えて掲載しております。
