複数の投資案件で7億円超集金か=コンサル社長ら、無登録営業事件
投資コンサル会社「リートジャパンホールディングス」を巡る無登録営業事件で、金融商品取引法違反容疑で逮捕された同社社長、李基道容疑者(39)=住居不詳=らが高配当をうたう複数の投資名目で、7億円超を集金したとみられることが7日、関係者への取材で分かった。
警視庁生活経済課は同日、李容疑者のほか、関連会社元社長、黒田茜容疑者(31)=東京都港区台場=ら6人を逮捕したと発表した。いずれの認否も明らかにしていない。両容疑者らは配当を払わずに投資家とトラブルになっており、同課は詳しい実態を調べる。
関係者によると、李容疑者らは金融商品取引業者として国に登録せず活動。月5〜15%の高配当をうたい、アフリカでのコバルト採掘のほか、競馬予想ソフトや3D技術を使った広告などの事業への投資を募っていた。