米特別検察官、トランプ氏の訴追取り下げを協議 司法省上層部との間で
(CNN)2021年の米連邦議会議事堂襲撃事件などを担当するスミス特別検察官が、大統領当選が確実となったトランプ前大統領の連邦訴追を取り下げる方法について司法省上層部と協議していることが分かった。協議の内容に詳しい司法省当局者が明らかにした。
協議は数日間にわたって続くとみられている。
司法省の当局者は現在、20年大統領選の結果転覆の試みと機密文書の不正な取り扱いを巡る2件の刑事事件について、取り下げの選択肢を検討している。現職大統領の起訴や訴追について記した司法省法律顧問局の20年のメモに従っているという。
トランプ氏はこれまで複数回にわたり、スミス氏を解任して自身に対する連邦事件を終結させる意向に言及している。