単独トップの脇元華

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 国内開催の米女子ゴルフツアー「TOTOジャパンクラシック」3日目(2日、滋賀・瀬田GC=パー72)の第3ラウンドは、悪天候の影響で中止。大会は54ホールに短縮され、最終日(3日)に最終ラウンドを行う。

 2日目(1日)を終えて通算13アンダーで単独首位に立つ、日米ツアー未勝利の脇元華(27=GMOインターネットグループ)はこの日、「4日間やり切りたかった」とする一方で「短縮になったので、チャンスは広がったのかなと思います」と中止を受け止めた。

 最終ラウンドに向けては「明日も伸ばし合いになると思うので、グリーンも今日の雨で止まりやすくなると思うのでしっかりとデッドに狙っていけるようなショットをつくりつつショートはしないようにやっていきたいです」と気持ちを引き締めた。

 3日は初勝利がかかるラウンドとなるだけに「プレッシャー? ちょっとはかかってますけど、ニトリで経験していたのでニトリのようにはならないように冷静にゴルフをやっていけたらなと思います」。8月の「ニトリレディス」では首位タイで最終日を迎え、8位に終わったが、その教訓を生かし切るつもりだ。

 2差2位はアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)とイエリミ・ノー(米国)。国内ツアーポイントランキングトップの竹田麗央(ヤマエグループHD)が通算10アンダーの4位につけている。