【DeNA】三浦監督「中止を全てプラスに変える」 98年は2度の雨天中止を乗り越え日本一も「自分のところで苦い思い出がある」
雨天中止となったDeNAとソフトバンクの日本シリーズ第6戦。DeNAの三浦大輔監督が取材に応じました。
2連敗のあと敵地で3連勝し、1998年以来26年ぶりの日本一に王手をかけたDeNA。
この日は本拠地・横浜スタジアムで第6戦が行われる予定でしたが、雨天中止となり、第6戦が3日に、第7戦が4日に変更となりました。
「(天気は)どうすることもできない。時間がもう1度できたことは大きいですし、今日も調整やって練習する選手もいますしね。この中止を全てプラスに変えて、明日の準備していきます」と話した三浦監督。
この日先発予定だった大貫晋一投手が3日の第6戦にスライド登板。三浦監督は「スライドのことはさっき伝えました。本人は予想はしてたかもしれない。ほぼ先発やってるから、当日の天気も気になるところですし」とコメントしました。
またこの日の雨天中止により、第3戦に先発した東克樹投手と第4戦に先発したケイ投手が、それぞれ中4日と中3日で第6戦のブルペンに待機することも可能に。
もし第7戦までもつれても、それぞれ中5日と中4日で第7戦に臨むことができるなど、投手陣に厚みを持たせる恵みの雨となりました。
三浦監督は「それも含めていろんなプランを持ってます。もう全員が準備してもらっている」と語りました。
98年の西武との日本シリーズでは2度の雨天中止がありましたが、見事日本一に輝いたDeNA(当時は横浜)。
「98年は98年ですけど、思い出させることはありました。記憶では自分のところで苦い思い出があるんで」と、現役時代に雨天中止後の第3戦に先発し、負け投手になった当時のことを振り返り、報道陣の笑いを誘った三浦監督。
今回の雨天中止もプラスに変えて、DeNAが球団26年ぶりの日本一に輝けるのか注目です。