夫妻でつかんだ世界一「いてくれて良かった」からの軌跡 大谷翔平、真美子夫人の献身に感謝の気持ち示す

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大谷は真美子夫人に感謝の気持ちを伝えた(C)Getty Images

 ドジャース・大谷翔平がメジャー挑戦7年目にして悲願のワールドシリーズ制覇を達成した。

 現地30日(日本時間31日)にヤンキーススタジアムで行われたワールドシリーズ第5戦、ドジャースはヤンキースに7ー6の逆転勝ち。対戦成績4勝1敗で2020年以来4年ぶり8度目のWS制覇を決めた。

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 「1番・DH」で出場した大谷はこの試合、4打数無安打に終わったが、シリーズ中に左肩の亜脱臼というアクシデントがありながら、シーズンを完走。ゲームセットの瞬間は雄たけびをあげるなど、ナインとともに世界一を喜んだ。

 エンゼルスから勝利を求めてドジャースへ移籍。レギュラーシーズンは54本塁打、打率.310、130打点、59盗塁とチームをけん引。シーズン途中からは負傷したムーキー・ベッツにかわって1番打者としても存在感を示した。

 激動の1年を振り返って「新しいチームでの最高の終わり方。最高の1年でした」と充実の表情。ベッツやフリーマンなど多くの仲間に恵まれたことにも「いい選手であり、いい人たちでもあり、本当にまとまったチームだと思います」と結束力堅かったチームにも感謝の言葉を発した。

 また試合後の会見ではシーズンを支えた真美子夫人についても言及。

 「感謝しかないですね。1年間長いシーズンですし、僕はシーズンを戦うことには慣れていますけど、彼女(真美子夫人)はそうではないので、これだけ長いシーズンを支えてもらったのは感謝している」と家族の存在も大きかったとコメントしたことが一斉に報じられた。

 今年2月の春季キャンプ時に突然の結婚発表。世界中を驚かせた。

 元アスリートとしても知られる真美子夫人は韓国との開幕シリーズから帯同、本拠地ドジャースタジアムでの観戦含め、愛犬デコピンとの3ショットもたびたび話題になった。今回のWSでも最終のヤンキースタジアムまで応援に駆けつけた様子が夫人会SNSにおいても伝えられていた。 

 大谷もシーズン中に「いてくれて良かった」と語るなど、たびたび夫人に感謝の言葉を口にした。試合が終わると、すぐさま帰宅。移籍1年目のハードワークを支える癒しの存在が、大きな結果に結びついたことは間違いない。

 世界一を達成し、来季は再び二刀流と新たな挑戦が始まる。常に高みを目指すユニコーンの活躍を引き続き、楽しみにしたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]