複数人から暴行か…公園で男子大学生の全裸遺体発見 「いつも通りの様子」発見前日に会った友人が証言 北海道・江別市
北海道・江別市の公園で26日、男性が全裸で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。男性は20歳の大学生で、上半身に多数のアザがあり、複数人から暴行を受けた可能性があるという。
同級生「信じられない…新しく彼女できたと話していた」
北海道・江別市の公園で26日午前6時頃、犬の散歩をしていた通行人が倒れていた男性を発見した。
第一発見者:
犬が近くまで行ったら、10m先に、人形かなと思った。仕事かどっかに行く(という)男性と会って、一緒に確認して、「あれ、おかしくないか?」って言って。
(遺体の状態は)あおむけで全裸。近くに行くのも怖かった。
全裸の状態で倒れていたのは、千歳市に住む大学生・長谷知哉さん(20)で、搬送先の病院で死亡が確認された。
現場周辺には閑静な住宅街が広がり、複数の大学のキャンパスもある。長谷さんは、周囲より低い場所にある公園内の遊歩道で発見された。
遺体には、顔など上半身を中心に多くのアザがあったことから、長谷さんは、複数の人物から激しい暴行を受けたとみられている。
長谷さんが事件に巻き込まれたことを知らなかったという大学の同級生は、驚きを隠せなかった。
大学の同級生:
え…え…びっくりしてます。明日、(長谷さんに)旅行に行ったお土産を渡そうと思っていたので信じられないです。
最近、新しく彼女ができたって、結構嬉しそうに話していたんですけど。
発見前日“変わった様子なし”友人が証言
その後の調べで、長谷さんが公園で見つかる前日の25日、一人でいる姿が江別市内の防犯カメラに映っていたことが分かった。
まさにこの日、長谷さんと一緒に過ごしていたという別の友人も変わった様子はなかったと話す。
大学の友人:
(インフルエンザの)予防接種を一緒に受けるんだみたいな話をしただけ。(様子は)いつも通りでした。
警察は、長谷さんが翌26日朝までに何らかのトラブルに巻き込まれたとみて、殺人事件なども視野に調べを進めている。
(「イット!」10月28日放送より)