自宅でパンを食べる際に焼き直しをするかどうかの割合

 タイガー魔法瓶(大阪府門真市)は、日常的にパンを食べる人のうち78.2%が、購入したパンを自宅で食べる際に「焼き直している」とする調査結果を公表した。消費者にパンを焼き直す習慣が浸透している一方、中身が冷たいままだったり焦がしたりと、失敗経験のある人が8割以上に上るという。

 自宅で焼き直すパンの種類では、64.6%の人が食パンと回答。クロワッサンが32.2%、総菜パンが30.0%と続いた。クロワッサンは、うまく焼き直しができないパンとしても上位だった。

 トースターの購入時、ボタン操作が簡単なことや庫内の広さを重視する傾向があることも分かった。

 タイガー魔法瓶は調査結果を受け、クロワッサンなどの焼き直しに対応したオーブントースター「KAV―A130」を発売した。3種の焼き直しメニューを搭載し、表面をさくっとした食感にし、パンの中の具材を熱々にできる。実勢価格は2万9800円。

 調査は9月、全国の20〜50代の男女806人を対象にインターネットで実施した。