宝くじの「高額当選者」はどのくらいのペースで生まれているの?どのような買い方がある?

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宝くじには、イベントごとに開催されるジャンボ宝くじや毎週行われているロト宝くじなどさまざまな種類があります。高額当選の当たりくじの数は限定され、多くはありません。果たして、高額当選はどのくらいのペースで出ているのでしょうか。 今回の記事では、高額当選者が生まれるペースなどを解説します。

宝くじの当選本数

「宝くじを毎週買っていてもなかなか当たらない」という人は、本当に当たりくじが入っているのかと疑問に思うこともあるかもしれません。ですが、宝くじに当たりは存在しています。令和3年度の当選本数は表1の通りです。
表1

当選金額 当たりの本数 10万円~100万円未満 11万467本 100万円~1000万円未満 8699本 1000万円~6000万円未満 1453本 6000万円~1億円未満 12本 1億円~2億円未満 137本 2億円~4億円未満 61本 4億円~8億円未満 72本 8億円~10億円 14本 合計 12万885本

出典:宝くじ公式サイトを基に筆者作成
当たりの本数は全部で12万本以上という結果です。そのうち、100万円以上は1万418本、1000万円以上は1749本、1億円以上は284本という結果になっています。
表1からわかるように、1億円を超えると当たる確率がかなり低くなります。
 

当選者はどのくらいのペースで誕生している?

当たりの本数は少ないですが、当選者は存在します。気になるのは、どのくらいのペースで当選者が誕生しているかということです。宝くじ公式サイトによる当選者の誕生ペースは表2の通りとなっています。
表2

10万円以上の誕生ペース 1日に331人 100万円以上の誕生ペース 1日に28人 1000万円以上の誕生ペース 1日に4人 1億円以上の誕生ペース 1日に0.7人

出典:宝くじ公式サイトを基に筆者作成
1日あたりに換算すると、意外と多いように感じる人もいるでしょう。宝くじで高額当選をしている人は表2の通り実際にいます。また、当選者だけであれば、さほど少ないわけではないといえそうです。
 

宝くじを購入している枚数

宝くじに関する世論調査によると、宝くじの購入総額の全体平均額は1万4340円、購入者平均額は3万1330円です。
ジャンボ宝くじを基に考えると、1枚あたり300円であるため、約104枚購入している計算になります。毎週開催されているロト7も1口300円であるため、1週間あたりで計算すると26枚購入していることになります。
買えば当選確率は上がるため、買い続けた方が当選しやすくなるでしょう。宝くじにかけるお金は個人によって違いますが、多くの方がたくさんの枚数を購入していることになります。
 

宝くじのゲン担ぎ

宝くじ公式サイトに掲載されている当選者エピソードの中で、当選者が意識していることをまとめました。宝くじの当選を狙っている人は参考になるでしょう。
 

日にちを選ぶ

まずは大安や一粒万倍日など開運とされている日に購入することがポイントです。特に天赦日は1年の中で最もよい日とされています。年に5~6回しかない縁起のよい日であるため、宝くじを買うならカレンダーをしっかりとチェックするのもよいかもしれません。
 

買い続ける

毎週買い続けることも高額当選する秘訣の1つである可能性があります。当選者の中には100枚以上買い続けている方もいます。ロトは毎週行われている宝くじであることから、少ない枚数でも買い続けることが大切とされています。宝くじに充てる金額を振り分けて計算して毎週買うのもいいでしょう。
 

バラで買う

宝くじの買い方は、連続する番号で買う連番と異なる組・数字をランダムで買うバラ売りがあります。バラの場合、1等と前後賞を同時に狙うのは難しいですが、前後賞のみを狙うことは可能です。前後賞は1等よりも当選確率が上がるため、高額当選しやすくなるでしょう。
 

高額当選も十分狙える

宝くじを買い続ければ高額当選も夢ではありません。宝くじにはさまざまな種類と買い方があります。何よりも自分に合った無理のない方法で楽しみましょう。
 

出典

宝くじ公式サイト 令和3年度当せん本数
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー