【ナポリ共同】イタリアのクロセット国防相は19日、日英両国防相との3カ国会談後に共同通信などの取材に応じ、次期戦闘機の共同開発について「計画の進捗を話し合った。年末までに(法案整備などの)準備が整うと考えている」との見通しを示した。

 クロセット氏は、戦闘機の開発により「防衛や安全保障だけでなく、技術や産業の観点からも利益を得られる」と指摘。3カ国が協力して最新の技術を駆使することから、自国の経済成長を促し、3カ国以外にも輸出できると強調した。