アメリカとの外交問題にも…インド少数派宗教集団の独立運動指導者ニューヨークで暗殺の指示などで元インドの諜報機関員を連邦大陪審が起訴

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アメリカ司法省は17日、ニューヨークに住むシーク教徒独立運動指導者の殺害を指示したなどとして、元インドの諜報機関員を連邦大陪審が起訴したと発表しました。

起訴されたのは、元インド情報機関員、ビカシュ・ヤダブ被告(39)で、インドの少数派宗教集団で、シーク教徒独立運動指導者をニューヨークで暗殺するよう指示したとされています。

被告が雇ったヒットマンは実際には麻薬取締局の潜入捜査官だったため、暗殺計画は未遂に終わっています。

ガーランド司法長官は声明で、「アメリカ市民に危害を加え、言論を封じようとする人物には容赦なく責任を追及する」とコメントしています。

今回の起訴はアメリカとインドの外交問題に発展する可能性があります。