日本人学校の児童が刺され死亡する事件から1カ月「中国政府から情報開示がない」動機の説明いまだなく親が不信感
中国の深セン市で、日本人学校に通う男子児童(10)が刺され死亡した事件から、18日で1カ月。
深セン市で子供を育てる父親は「中国政府から情報開示がないにも関わらず、個別案件ということで決めつけがある。その辺りに不信感があって、何にも分からないのに、なぜ断定できるんですかみたいな話は日本人の中でも出たりする」と不信感を募らせています。
9月18日、深セン市で日本人学校に通う男子児童が登校中、刃物を持った男に襲われ死亡しました。
日本政府はこれまで真相究明を求めていますが、中国当局は今も詳しい情報を明らかにしていません。
また、17日から北京を訪れている外務省の岩本桂一領事局長が、中国外務省の幹部らと対応を協議しましたが、依然として男の動機についての説明はありませんでした。