エアバス、防衛・宇宙部門で最大2500人削減へ

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Tim Hepher

[パリ 16日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスは16日、防衛・宇宙部門で2026年半ばまでに最大2500人の削減を検討していると発表した。同部門の全従業員の7%に相当する。

組合との協議を経て着手するが、事業再編に絡む費用を直ぐに計上するのは控える。

エアバスはこの数四半期、主に最新のハイテク商業通信衛星「ワンサット」などの宇宙システム事業におけるコスト増などに伴って15億ユーロ(16億3000万ドル)の費用を計上している。

防衛・宇宙部門を率いるマイケル・ショールホーン最高経営責任者(CEO)は「厳しさを増す宇宙市場」でさらに措置を講じる時が来たと説明。「より機敏で、スリムな、競争力のある企業にならなければならない」と述べた。