「新しいことが始まるのでは」アビスパ福岡の金森健志、陣容刷新の古巣鹿島を警戒 親交深い新コーチ�爛侫．鵐織献好伸畸太犬僕彙躇�
J1アビスパ福岡の金森健志（30）が15日、古巣鹿島からのゴールへの思いを口にした。前節名古屋戦（4日）でリーグ戦12試合ぶりに勝利したチームは、19日にアウェーのカシマスタジアムで対戦。2017〜19年に鹿島でプレーしたアタッカーは「割と鹿島戦はいいプレーができていると思うので、より結果にこだわって連勝できるようにしていきたい」と今季初ゴールへのこだわりを示した。
鹿島戦では福岡に復帰した21年に3月のホーム戦で決勝点を挙げ、クラブにとって15年ぶりとなる鹿島撃破の立役者となった。同年9月のアウェー戦でも2ゴールに絡み、アウェー鹿島戦でのクラブ史上初勝利に貢献。「鹿島で学び、成長させてもらったところを前面に出していきたいと、いつも思いながらプレーしている。カシマスタジアムは迫力があり、味方の声も聞こえないぐらい最高の雰囲気をつくってくれるのでモチベーションがすごく上がる」と今でも思い入れが強い。
鹿島は6日にポポヴィッチ監督を解任。9日に中後雅喜コーチの監督昇格と本山雅志氏らのコーチ就任、中田浩二氏が強化担当のトップに立つ人事も発表した。金森は「また鹿島の色が強くなり、新しいことが始まるのではないかと思う。警戒しながらも楽しみ」と予想する。1998年から18年間鹿島でプレーした本山とは一緒にプレーしたことはないが、食事に行き、毎年末に福岡で行われる本山主催のサッカー教室に参加するなど親交が深い。「本山さんは引退後もサッカー教室でプレーしている姿を見て、相当うまいと思った。今まで見た（選手の）中で一番うまい。なので技術面で意外性のあるプレーができる選手も出てくるのでは」と�爛侫．鵐織献好伸瓩了愼海砲茲觴�島の攻撃陣の変化にも注意した。
新たな一歩を踏み出す相手に警戒するが、福岡も12試合ぶりの勝利で前を向いている。15日に福岡市の雁の巣球技場で公開した全体練習は攻撃の意識を高めるメニュー中心で、金森はさらに居残りでシュート練習を行った。「鹿島は自分たちに絶対勝たなきゃという気持ちで来ると思う。そこをはね返して勝利できるようにしたいし、今年はゴールをこじ開けたい」と完全アウェーの雰囲気をはねのける覚悟だ。（末継智章）
