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 楽天は5日、高田孝一投手(26)、桜井周斗投手(25)、吉川雄大投手(27)、清宮虎多朗投手(24)に来季の選手契約を結ばないことを通告したことを発表した。

 また、育成の小峯新陸投手(22)、竹下瑛広投手(24)、柳沢大空外野手(21)、大河原翔外野手(21)には来季の育成契約を結ばないことを通告した。

 最速161キロ右腕の清宮、今季2年ぶりに1軍昇格し13試合に登板した吉川も楽天モバイルで1軍ナインにあいさつ。

 清宮は「1、2年目は苦しい時間が長かったけど、1軍で登板できたことが一番の思い出」と話した。今後は未定も「まだまだプロでできると思うので、やりたい」と現役続行を希望した。

 吉川は広陵―東海大―JFE西日本を経て21年ドラフト7位で入団。今季は2年ぶりに1軍登板を果たし、13試合に投げたものの防御率5・40に終わった。「3年間夢のような時間を過ごさせてもらった。感謝しかない」。

 グラウンドでは広陵でバッテリーを組んでいた太田とも積もる思い出を話すと「バッテリーで勝利を挙げたかったけど、ボクの努力不足」と無念そうに明かした。今後は未定ながら、球団職員として残る道もあるという。