Frostrainはさまざまな特性を持つ客車を組み合わせて新天地を目指すローグライク列車構築カードゲームです。Steamにて無料でプレイできるとのことなので、どんなゲームなのかプレイしてみました。

Steam:Frostrain

https://store.steampowered.com/app/2735630/Frostrain/

1ゲームを通してプレイする様子は以下のムービーで確認できます。1回のプレイは30分程度です。

無料で遊べるローグライク列車構築カードゲーム「Frostrain」プレイムービー - YouTube

「新しいゲーム」をクリックしてゲーム開始。



キャラクター選択画面になりますが、最初は1人しか選べません。「イム・ソクテ」でプレイします。



初めてのプレイということでチュートリアルを行いました。ただし、今回の記事ではチュートリアルの内容を実際のプレイのシーンで解説します。チュートリアルの中身が気になる人はムービーでチェックしてください。



ゲーム開始前のロードスクリーンでストーリーが確認できます。「約束の地」を目指して走るゲームとのこと。



ゲームが始まりました。



カメラを「W」「A」「S」「D」キーとマウスホイールで動かすことができます。まずはカメラを後ろに最大まで引きます。



するとマップ画面に切り替わりました。黄色い線が予約済みの線路で、「?」マークが未到着のノードです。ノードを左クリックすると現在の列車の位置からそのノードまで最短距離の線を進むよう指示でき、「Shift」キーを押しながら左クリックするとすでに予約済みの線を変えることなく追加でノードを予約できます。



できるだけ多くのノードを通るように線路を予約してみました。次のノードの到着時間は右上に表示されています。



マウスホイールでカメラをズームインすると列車画面に戻りました。ノードを通過するたび、「補給」を受け取る事が可能。



補給マークをクリックすると3つのカードが表示され、1つを選択できます。今回は「幸福度+3」と書かれている「治安司法省」というカードを選択しました。



受け取ったカードを列車部分にドラッグ&ドロップすることで客車として設置できます。



列車が2両編成になりました。



列車の乗客が10秒ごとにランダムな客車に割り当てられ、客車の効果を発動してくれます。先ほど設置した「治安司法省」は「幸福度+3」という効果であり、今回2人が割り当てられたため幸福度を6増やしてくれるというわけ。稼いだ幸福度は画面上部のメーターに蓄積されていきます。



続いての補給でも「治安司法省」のカードが出ました。



同じレベルの同じ車両を重ねることでレベルアップを行う事ができます。レベル1同士の治安司法省を重ねます。



治安司法省のレベルが2に上昇し、「幸福度+3」だった効果が「幸福度+5」に強化されました。客車の最大レベルは4のため、レベル1の客車を合計8枚集めれば最大レベルまで到達できるというわけです。



レベルが上がると客車の階層が増えるため一目で現在のレベルを確認可能。



幸福度の右側にはゲージがあり、ゆっくりと左へスライドしていいます。



数字がゲージの左端へ到達するとその数字の分だけ幸福度が下がります。幸福度が0になるとゲームオーバーです。



ノードを通過するたびに補給とともに経験値をもらうことができます。経験値が一定以上たまるとレベルが上がり、設置できる客車の数と乗客の数が増加します。



ゲームが進み、「娯楽管理部」というカードを入手しました。



それぞれのカードには2種類のマークがついており、同じマークの車両を設置することで特殊な効果を発動することができます。今回は「総普及管理局」マークの客車を3つ設置したため、通常は10秒ごとに発生する「乗客が客車の効果を発動する」サイクルが8秒ごとに発生するようになりました。



また、客車の下にイベントマークが発生する場合があります。イベントマークをクリックすると幸福度を1もらうことができます。



ノードの中には通常のノードよりも大きいノードが存在しています。



大きいノードではレア度の高いカードが出やすくなっています。カードのレア度はカード中央の丸で区別でき、下から「銅」「銀」「金」「虹」の4種類。



それぞれの客車には最大3人まで乗客が乗り込む事が可能です。質の良い客車がそろっている場合、効果を安定して発動させるために客車の数を減らすのもアリ。



のんびりノードをまわってカードを集めていると、左からだんだんノードが凍っていました。



後ろから「暴風」が近づいている模様。



「暴風」の領域から抜け出すまで、幸福度が毎秒5ずつ減少します。あまりゆっくり旅をしている余裕はなさそうです。



「スペース」キーでゲームを一時停止・再開できるほか、「1」キーを押すと倍速での進行も可能。



また、手札の上限は8枚で、上限を超えると8枚以下にするまでゲームが強制的に一時停止します。余分なカードを右下にドラッグ&ドロップして捨てたり、重ねてレベルアップしたりして対応すればOK。



ゲームを進めると「汚染」地域が登場し、毎秒どんどん幸福度を削り始めます。



幸福度がどんどん減少し、ついに0になってしまいました。一度0になっても、1日以内に再び0以上にできればゲームを続けることができます。



ゴールが見えてきましたが、幸福度を減少させるゲージには1000を超える数字が登場。ゲージの数字は加速度的に上昇するため、最初に寄り道をしてしまったのが悔やまれます。



なんとかゴールの目前まで粘っていましたが、ついに幸福度がつきてしまいました。



1プレイが短いことで、さまざまなコンボを組み合わせる楽しさを味わいつつ、コンボが完成した後のダレる時間が少ない良いバランスだと感じました。無料で遊べるのでぜひプレイしてみてください。