大相撲九月場所>◇四日目◇11日◇東京・両国国技館

 取組前、緊張感に包まれる館内に、推し力士に対しての手拍子とコールが響いた。これに対しコメント欄には「これはどうなん…」「手拍子はヤメれ」「コールは感じ悪い」など苦言の声が多数上がった。

【映像】どれだけの手拍子とコールが? 実際の様子

 連日「満員御礼」で熱気に包まれる大相撲九月場所。四日目、関脇・霧島(音羽山)と前頭三枚目・御嶽海(出羽海)の取組では、時間いっぱいになると、突如館内に手拍子とコール音が響いた。実況席に座った高橋大輔アナウンサーは「おっ。御嶽海コールですか…?」と伝えた。

 その後も館内は異様な盛り上がりを見せる。霧島と御嶽海が蹲踞の姿勢を取ると、さすがに手拍子とコール音は鳴り止んだ。その後の取組は霧島が右も掴んで引きつけると、まわしを取れなかった御嶽海は後ずさりとなり、一気に寄り切られた。霧島は4連勝、御嶽海は1勝3敗となった。

 霧島と御嶽海の熱戦で大きな盛り上がりを見せていたが、一方で取組前の手拍子とコールに不快感を露わにする相撲ファンも多数。「なんだかなぁ」「手拍子すんな」「コールダメよ、絶対」「そーゆーのは」などの声が続々と寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)