パリ五輪レスリング女子フリースタイル50キロ級に出場したビネシュ【写真:ロイター】

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須崎優衣に勝利も体重超過により失格に

 パリ五輪のレスリング女子フリースタイル50キロ級1回戦で東京五輪金メダリストの須崎優衣を破ったものの、決勝直前に体重超過で失格となったインドのビネシュが、無言のSNS投稿。画像は両手を突き上げた写真で、海外ファンから「勝者だ」「女王よ」と喝采が送られている。

 青いシングレットを着たビネシュ。背中側にはインドの国旗と「VINESH」の文字が刻まれている。天を仰いで両拳を突き上げガッツポーズしており、これは須崎に勝利した直後に歓喜した瞬間の1枚だった。

 ビネシュはインスタグラムにこの画像を公開したが、文面には何も記されていない。海外ファンからは「勝者だ」「女王よ」「金メダルだ」「情熱を燃やし続けろ」「お願いだから復帰して」「数億人にとってのインスピレーションだ」「チャンピオンは常にチャンピオンなんだ」と5000件を超えるコメントが寄せられている。

 ビネシュは須崎に勝利した6日、試合前計量をクリア。7日の決勝まで進出していたが、同日朝の計量に失敗。米スポーツ専門局「ESPN」など海外メディアによると、サウナなどで汗を流し、髪を切り、さらに採血まで行ったが、約100グラム超過だったという。

(THE ANSWER編集部)