声援を送る大社のアルプス【写真:小林靖】

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“大社旋風”で紫に染まった一塁側アルプス

 第106回全国高校野球選手権大会は19日、大会第12日が行われ、第4試合では大社(島根)と神村学園(鹿児島)が対戦した。107年ぶりの4強進出を目指す大社の一塁アルプスはほぼ満員。初回から大応援を送った。

 この日はエースの馬庭優太投手(3年)がベンチスタートとなり、岸恒介投手(3年)が先発。初回の攻撃からアルプスは大盛り上がりで、アルプスの「かっ飛ばせ〜」コールの声量に内野席はざわめいた。

 同校の応援団責任者によると、この日はブラスバンド含む450人の在校生が駆けつけ、2800枚のアルプスのチケットも“完売”。試合開始前からアルプスがぎっしりと埋まった。

 大社は選抜準優勝の報徳学園(兵庫)に勝利すると、創成館(長崎)、早実(西東京)との試合は延長タイブレークを制し、93年ぶりとなる8強進出を決めていた。(Full-Count編集部)