歌舞伎『刀剣乱舞』第二弾の上演が25年に決定 尾上松也ら初演同様のスタッフで新たなオリジナルストーリーを創造
2025年7月に東京・新橋演舞場、8月に福岡・博多座、京都・南座にて、歌舞伎『刀剣乱舞』が上演されることが決定した。
新作歌舞伎『刀剣乱舞』は、ゲーム「刀剣乱舞 ONLINE」を原案に、1565年に起こった「永禄の変」を題材にしたオリジナルストーリーとして、2023年7月に『月刀剣縁桐(つきのつるぎえにしのきりのは)』の外題で初演された。これまでストレートプレイの舞台、ミュージカル、映画など様々なメディアミックスで好評を博している『刀剣乱舞』が、初めて歌舞伎として上演されるとあって情報解禁から大きな期待を寄せる声が集まり、歌舞伎ならではの様式美や趣向を凝らした演出が、刀剣乱舞の世界観と融合し非常に高い評価を得た。
この好評の声に応えるべく、2年の時を経て、新たな物語を紡いだ第二弾の上演が決定した。さらに今回の公演では、東京・新橋演舞場に加え、福岡・博多座と京都・南座でも上演される。
演出は尾上菊之丞と尾上松也、脚本は松岡亮と初演同様のスタッフ陣で新たなオリジナルストーリーを手掛ける。初演でも注目された古典歌舞伎ならではの演出技法を取り入れながら、より一層“刀剣乱舞”と“歌舞伎”の世界の融合を目指し、多くの観客に楽しんでもらえる舞台を創造する。
尾上松也
刀剣男士をはじめとした出演者の顔ぶれや題材となる時代など、この先発表される新情報も見逃さないでおこう。2年ぶりの上演で、何倍もパワーアップした完全新作となる歌舞伎『刀剣乱舞』に期待が高まる。