【「新宿野戦病院」第6話】塚地武雅“性別不能の看護師・しのぶ”を巡る「次回告知」がすこぶる高評価!

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 小池栄子と仲野太賀がW主演を務めるドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)の第6話が8月7日に放送され、世帯平均視聴率は6.1%。前話の5.7%から0.4ポイントアップした。

 不夜城と言われる新宿歌舞伎町にある「聖まごころ病院」。そこにある日突然現れた、元米軍医だというヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)。実は、院長・高峰啓介(柄本明)の娘だったことがわかる。啓介の娘・はずき(平岩紙)は拒否反応を示しつつも、ヨウコを屋上に誘って一緒に酒を飲みながら心情を語り始める。

 一方、啓介の弟で不動産コンサルタントの啓三(生瀬勝久)とその息子で医師の享(仲野)は、母・英里子(中山忍)の死をきっかけに仲違いをしていた。

 しかし、その原因が誤解だったことが、過去のカルテによって明らかになるのだった。

 そして、この日の終盤、性別不明の有能な看護師・堀井しのぶ(塚地武雅)が、男性の服装で母親らしき人物と花火大会会場に来ているのを医師の横山勝幸(岡部たかし)に目撃される。

 この日の放送終了後、番組の公式Xには【第7話をご視聴される皆様へ】と題し「第7話では、『堀井しのぶ』というキャラクターのジェンダーについての描写やそれに関するシーンがございます。過去の体験や記憶を思い起こされる方がいらっしゃるかもしれません。物語の可能性の一つとして、堀井しのぶの生き方を見届けて頂けたらと思います。制作スタッフ一同」との告知があった。

 コメント欄など、ネット上には、視聴者からのこの告知を高く評価する意見がほとんど。堀井を演じている塚地に対しても「演技の振り幅が凄いわ〜。演じている塚地さんが改めて多才だと思った回」「しのぶさんは好きなキャラなので次回が楽しみです!」「おっさんでもおばちゃんでもどっちでもなくてもどっちでも有りでも、しのぶさんはしのぶさんでヨシ!」など好感度が高かった。

 また、「このドラマはちゃらんぽらんに見えて実は社会派で攻めた作品だ。さすがクドカン」と、脚本の宮藤官九郎も高く評価されている。