600馬力!? スバルの「“爆速”スーパーカー」に反響多数!?「乗りたい」「理想の1台」精悍な“鋭角フェンダー”が美しいモンスターマシン「VIZIV GT」誕生から10年
最高出力600PS・最大トルク800Nmの爆速マシン
スバルが開発したスポーツカーのなかでも異色と言えるのが、「レーシングゲームのために開発されたバーチャルスポーツカー」である「VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ」です。
2014年に発表されたこのクルマは、現在でもファンを中心に、様々な反響があるようです。いったいどのようなクルマで、どのような声が上がっているのでしょうか。
「VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ」は、PlayStation用のレーシングゲーム「グランツーリスモ」シリーズで走行させるために開発されたレースカーです。
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同シリーズは1997年に1作目が発売されて以降、実在のスポーツカーなどをゲーム内で自分が運転できる楽しみを提供してきました。
いっぽうで2013年、シリーズ15周年を迎えるにあたって、自動車メーカー各社が「ゲーム用に自前のスポーツカーを開発する」という夢のプロジェクトが立ち上がったのです。
「ビジョン グランツーリスモ」と名づけられたプロジェクトには、国内メーカー各社をはじめ、フェラーリ、ジャガー、ポルシェ、ランボルギーニ、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、プジョーなど、そうそうたる顔ぶれが集まりました。
その中でスバルが開発したのが、今回のテーマの「VIZIV GT」です。
ボディサイズは全長4835mm×全幅1930mm×全高1187mm。4WDで7足
コンセプトカー「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」をベースに、より近未来なビジュアルに進化したVIZIV GT。さらにソリッドに、低く幅広いダイナミックな形状となっています。その先進的なフォルムはコンセプト段階から「超合金鰹節」というニックネームが与えられています。
他にも特徴として、速さと力強さを与える「ブリスターフェンダー」や、大型のディフューザー、ルーフ一体型リアスポイラーなど、スポーツカーの持つロマンをいかんなく投入した設計です。
もちろんスバルならではのフロントデザイン「ヘキサゴナル・グリル」も健在です。さらにスバルを象徴する「水平対向エンジン」も、もちろん搭載。前後計3つのモーターでアシストし、最高出力600PS・最大トルク800Nmを発揮します。
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「史上最もアグレッシブなデザインとパフォーマンス」とうたわれた、バーチャルレースカーだからこそ実現できる圧倒的な走りが魅力の「VIZIV GTビジョン グランツーリスモ」
ネット上では「実車化してほしい…ヴァルキリーやドラージュD12にも勝てるのでは?」「癖があるけど、このパワーがやっぱりいい」「やっぱ実際に乗りたいわ」「理想形の1台」「このあふれ出るスバル感」「エンジンは中々良い音をしている」など、登場から10年に渡って、ファンの記憶に残る1台であることが分かります。