新型「“V10”クーペ」初公開! 全長4.5m級「うすうすボディ」×1000馬力超え「画期的ユニット」搭載! 新時代の「ベルトーネ」モナコ公開に大反響
イタリアの名門が手掛けた「新型スーパーカー」
さまざまな名車を手掛けてきたイタリアの名門デザインファクトリー ベルトーネは、2024年6月5日から5日間、モナコで開催されたハイパーカーの祭典「トップ・マーク・モナコ」で、新型ハイパーカー「GB110」を公開しました。
この新型GB110について、SNSなどでは多くのコメントが投稿されています。
ベルトーネは1912年の創業まもなくクルマのボディ設計を開始。その後、さまざまな名モデルのデザインを手掛けており、1970年代のスーパーカーブームをけん引したランボルギーニ「カウンタック」なども担当しています。
【画像】超カッコイイ! これが新型「V10エンジン搭載クーペ」です!(96枚)
経営破たんなどを乗り越えつつ、2022年にはブランド創業110周年を迎え、このとき新生ベルトーネのアイコンとなるハイパーカー開発を表明しました。新型GB110はその第1弾となります。
エクステリアデザインはウェッジシェイプ(くさび型)形状を採用。カウンタックを思い出させるもので、「ベルトーネのDNAを現代的に解釈した」としています。なお、ドアは上下開閉式となっています。
ボディサイズは全長4535mm×全幅不明×全高1150mm、ホイールベースは2635mmです。
パワーユニットにはV型10気筒ツインターボエンジン(排気量未公開)に7速DCTを組み合わせ、MR駆動を採用。最高出力1124hp、最大トルク1100Nmを発生します。
パワーウェイトレシオは1.28kg/hp、0-100km/h加速2.8秒、0-200km/h加速6.3秒、0-300km/h加速12.9秒というテストデータが好評され、デザインだけでなくスーパーカーと呼称するにふさわしい走行性能も持っています。
その一方で、新型GB110はスーパーカーとして初めて、プラスチック廃棄物から生成されたバイオ燃料も使用可能。バイオ燃料関連の特許技術を持つセレクト・フューエル社との提携によって実現したとし、環境にも配慮されています。
さらに、ハイパーカーとして超一級の性能を誇りながら、日常ユースを想定した高い快適性も実現するなど、実用性の高さもうかがえます。
生産は世界限定33台で、価格や発売時期などは未定となっています。
そんな新型GB110について、多くのユーザーが話題にしているようです。
「GB110かっこいい!」「とても凛々しい顔つき」と主にデザインを評価する声が多く寄せられています。
また、「次期カウンタック?」「デザインモチーフはストラトス・ゼロかな」「ベースはウラカンかな?」と、ベルトーネが手掛けた名モデルとの共通性を見出すコメントや、ベース車について考察する人も。
さらに「またアルファのクーペとかデザインして欲しいなぁ」「ベルトーネ、倒産を乗り越えたから頑張って欲しい」と、ベルトーネ本体に対する応援とも取れるコメントも投稿されています。