トヨタの「“最小”ミニバン」シフトレバーは3種を用意!? “斬新シフト”も採用する「シエンタ」違いは何?

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「シエンタ」に設定された3種類のシフトレバーとは?

 トヨタのコンパクトミニバンとして、人気となっているのが「シエンタ」です。
 
 現行シエンタは2022年8月にフルモデルチェンジした3代目。ボディサイズは、先代とほぼ同等の全長4260mm×全幅1695mm×全高1695-1715mmと、“トヨタ最小ミニバン”として5ナンバーサイズを維持しました。

3種類のシフトレバーが採用されるトヨタ「シエンタ」

 取り回しがしやすいサイズに両側スライドドアを備え、2列シート5人乗りまたは3列シート7人乗りが用意されます。

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 エクステリアデザインには、丸みのある「シカクマルシルエット」が取り入れられ、愛嬌のあるスタイリングも特徴的。

 このシカクマルはインテリアにも取り入れられ、ドアポケットやレジスター、メーターなどもシカクマルフォルムに統一されています。

 また、シートにはメランジファブリック(霜降り糸風)のモダンな素材が用いられ、リビングのようにくつろげる、まるでソファのような使い心地の良い空間を実現しました。

 そんなシエンタですが、2024年5月20日に現行モデルとして初めての一部改良がおこなわれ、ボディカラーのラインナップを変更。

 モノトーンカラーに「プラチナホワイトパールマイカ」が新たに追加され、「ブラック」「ダークグレー」「ベージュ」「スカーレットメタリック」「グレイッシュブルー」「アーバンカーキ」の全7色が用意されます。

 ボディとルーフを塗り分けた2トーンカラーでは、「スカーレットメタリック×ダークグレールーフ」の2トーン仕様のほか、アウトドアにマッチする、「アーバンカーキ」のボディと「ダークグレー」のルーフを組み合わせた新色が選択可能となりました。

 機能面では、10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusやパノラミックビューモニター、スマートエントリー(運転席・助手席・バックドア/アンサーバック機能付)&スタートシステムなど人気のメーカーオプションが、グレードによって標準装備となっています。

 パワートレインは、1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドが用意され、駆動方式は2WD。ハブリット車には4WD(E-Four)も設定されます。

 また、それぞれに「Z」「G」「X」グレードがラインナップされており、装備や機能など、多彩なバリエーションから選択可能です。

 そんなシエンタですが、グレードやエンジンによってシフトレバーの形状が異なっています。

「エレクトロシフトマチック」(電制シフト)、「ストレート式シフトレバー」、「10速シーケンシャルシフトマチック付ストレート式シフトレバー」の3種類が存在。

 エレクトロシフトマチックはハイブリッド車の最上級グレード「Z」のみに搭載されるもので、最近のトヨタ車に多く採用されているタイプです。

 使い方に少しコツが必要で、トヨタはこのエレクトロシフトマチックの操作方法を公式YouTubeチャンネルで公開しています。

 例えばPレンジからほかのシフトポジションに入れるときは、ブレーキペダルを踏みながら各レンジの矢印方向に操作。Nレンジに切り替えるときは、操作後しばらく保持する必要があります。

 ストレート式シフトレバーはハイブリッド車の「G/X」、10速シーケンシャルシフトマチック付ストレート式シフトレバーはガソリン車の全グレードに採用されています。

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 シエンタの価格(消費税込)は199万5200円から323万4600円です。一部改良で値上げされたものの、もっとも安いモデルでは200万円以下を実現しました。