50年ぶり復活! ホンダ新型「スポーツカー」公開! MTのみの“RS”がめちゃ楽しそう! 新たな「シビック」2024年9月投入へ
50年ぶりにシビックに「RS」が復活
2024年8月1日、ホンダは2024年秋にもマイナーモデルチェンジを予定している新たな「シビック」 改良モデルに関する情報を先行公開しました。
シビックシリーズは、1972年の発売以来、世界で累計約2700万台を販売しているグローバルモデル。ホンダは同車について「いつの時代も一歩先のニーズを捉えて進化を続けながら、人々に驚きを届けるモデルとして、多くのお客様からご支持をいただいています」としています。
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現行モデルは2021年に誕生した11代目で、ホンダのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を深く掘り下げることで、親しみやすさと特別な存在感をあわせ持ち、乗る人全員が「爽快」になることのできるクルマが目指されています。
今回2024年秋にも登場するとして先行公開された、マイナーチェンジを遂げた新型シビックでは、フロントフェイスをより端正なデザインに変更するとともに、より軽快かつ意のままに操る喜びの提供を目指した新グレード「RS (アールエス)」を新たに設定しています。
ボディサイズは明示されていませんが、マイナーチェンジ前のボディサイズである全長4530mm×全幅1800mm×全高1415mmから大きく変更はないと見られます。
パワートレインは、引き続き最高出力182馬力・最大トルク240Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒VTECターボエンジンを搭載するガソリンエンジンと、最高出力141馬力・最大トルク182Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンと最高出力184馬力・最大トルク315Nmを発揮するモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「e:HEV」が用意されます。
エクステリアでは、スポーティネスを磨き上げ“爽快シビック”をさらに進化させるべく、サイド/フロントからの明快なスポーティシルエットをさらに際立たせた「New Sokai Face」を採用。よりシャープで、突進感あふれるデザインとなっています。
また、ハイブリッドモデルのみホイールのデザインを変更。魅力を最大化しています。
インテリアでも、ハイブリッドモデルのみ、新たな内装色としてグレーを採用しました。
さらに、オプションに可動式パノラマサンルーフを設定(e:HEV EXには標準装備)したほか、USBの差込口をTYPE-Cに変更するなど改良が行われています。
新設定となるスポーティグレードRSでは、 エクステリアに専用のブラック加飾を施し、スポーティーさをより際立たせたデザインに。エクステリアカラーには新たにシーベットブルーパールを設定しています。
スポーティモデルとしては気になるのが、走行性能に対する改良ですが、減速操作に合わせてエンジン回転数を自動で制御し、スムーズなマニュアル運転操作をサポートするレブマッチシステムや、レスポンスがさらに向上した6速マニュアルトランスミッションの搭載に加え、サスペンションなど専用の足回り設計としています。
また、RS専用の16インチフロントブレーキも装備されるほか、専用ステアリング、スポーツ/インディビジュアルモードも搭載されます。
さらに、RS専用のウェルカムアニメーションも用意。走る意欲を掻き立ててくれます。
価格など、販売詳細については未だ公開されておらず、続報が待たれます。
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今回新たに登場した“RS”ですが、実はシビックにとっても伝統のあるネーミングです。1972年7月に初代モデルが登場したシビックは、1973年12月にマスキー法などの厳しい排ガス規制をクリアしたCVCCエンジンを搭載したモデルを追加し、クリーンでエコなモデルとして世界的な大ヒット車種となりましたが、この翌年10月にはスポーティモデルとして「RS」の冠を備えた1200RSを設定しています。
このRSはあたかも道路を帆走するような、ゆとりある快適な走りを意味する「ロードセーリング」の略となっており、シビックのスポーティモデルの元祖となり、その後、シビックのスポーティモデルは3代目からツインカムエンジンを搭載した「Si」や、4代目ではDOHC VTECエンジンを搭載し、NAながらリッター100PSを達成したB16A型を積む「SiR」が登場していますが、「RS」という名前はあしらわれておらず、”シビックのハッチバックモデル”に冠されるのは1974年に初代につけられて以来、50年ぶりとなります。